家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

我が家の土砂崩れ

2022-10-03 16:59:39 | Weblog

台風が去り自宅の被害は雨漏り程度で終わったので春野に見に行った。

途中橋が壊れてしまった部分では大渋滞にあった。

だが我が家は、そこから30分ほど更に山の奥に走る必要がある。

何か所かの土砂崩れによる片側通行を抜けるだけで無事到着した。

被害はないかと探すが見当たらない。

道路を降りていくと側溝が土砂で埋まり道路に山からの水が流れ出ていた。

道路に流れ出るのだけは阻止しようと妻と二人で作業した。

中途半端で終わりにしたがクタクタであり、道路には流れ出ないから良しとした。

約1週間後に再び見に行った。

その後に強い雨は降らず、側溝は私たちが作業を終えて残した現場そのままであった。

今日は私一人しか作業できない。

よほど効率よくやらないと終わらないぞ、と思っていた。

前回はジョレンですくっては10歩ほど歩いて土砂を捨てるという作業の繰り返しだった。

歩数計を見たら7000歩を超えていたから作業のキツサが分かる。

今回は農業用2輪車にコンクリートを練るときに使う船を積んで、土砂をそこに溜めた後捨てるということにした。

作業は孤独に進める。

額から大粒の汗がポタポタと道路にも土砂の上にも落ちる。

船に10杯は捨てただろうか。

終わりを迎えた。

元々こんな場所に土砂が落ちることは無かったのだが獣たちが勝手に道を作り、それによって落ちることになったのだ。

土砂の中に枯れ枝や両手でしか取り出せないほど大きさの石などが埋まっていて単純な中にも作業を変える必要があった。

でももう終わりだ。

疲れた。

今回の所要時間を確認すると、たった46分だった。

「うそ。うそだ!そんな短いわけはない」

疲労感と実際の経過時間に私の脳は反発した。

帰路は車の中で眠くならないようにガムを嚙んだりラジオを聴いたりしていた。

帰宅後すぐに寝たいほどだったが、のんびりしていたら元気が蘇ってきた。

明日から筋肉痛がでるぞ、と思いつつ、その満足感にも浸った。

たった2メートルほどの側溝の詰まりなのだが。


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