テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

プチ野望!

2008-06-26 23:25:36 | その他
 こんばんは、《プチ鉄》志願中につき、練習に余念のないネーさです。
 JR中央線の踏み切りにて、ぱちり、してみた、のですが。

「ひどいィ、しッぱいさくゥ、でスよッ!」

 でもね、テディちゃ、電車を撮るって、想像以上に難しいんです。
 高速で動いている物体を、
 ブレなしで、
 きれいに、かっこよく撮るのって
 ……う~ん、レベル高過ぎ~。

「ネーさ、うんどォしんけィ、ないィからッ」

 え? 運動神経の問題なんですか、これはっ?

「うんどォしんけィ、でスッ!」 (←断言)

 ……プロの写真家さんの技術と練度、高性能な最新型カメラ、レンズ、
 そして運動神経……ネーさには、とても……はあ~。 (←とぼとぼ歩み去る)

「おぽッ? 
 いいすぎィちゃッたァ、かなッ?」
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サイタ、サイタ、サクラガ、サイタ……。

2008-06-26 13:56:58 | ブックス
 こんにちは、寒さに震えるネーさです。東京・多摩地方、冷え冷えしています。

「こんにちわゥッ、さむいしィ、おもいしィ、テディちゃはァ、たいへんでスッ」

 そうなんです、今日の御本はちょっと重たいんですよね。
 テディちゃ、ご苦労さまでした。もういいですよ、撮影は済みましたから。

「あいかわらずゥ、ネーさ、へたぴィ、でスねェ」

 はい、認めます。へたっぴです。
 さあ、では本職さんに登場していただきましょう!
 本日の御紹介は、こちら! 写真集です!



            ―― CHeRRyBLossoms ――


 
 著者はKatsumi Omori(大森克己)さん、’07年12月に発行されました。
 御本のサイズは、縦が23cm、横は約29cm、
 とりわけ大判ではないのですが、腕にずしりと来ますね。

「おしゃしんッ、いッぱいィ~、なのでスよゥ。
 でもォ……ネーさ、これはァ、さくらァ、でスかァ??」

 題名は凝った表記になっていますし、
 御本のどこにも『桜』という文字の一つさえありません。
 それでもこれは、サクラの写真集、でしょう。
 或いは、サクラと聞いた瞬間に、
 私たちの目が自動的にサクラを探し出すのか、
 他の花をもサクラに見立ててしまうのか……。

「ふしぎなァ、いろ、でスゥ~……」

 旅行雑誌の桜名所特集に出てくるような名樹、
 日没後も人工の光を浴びせられ、疲れきった名花はここには居りません。
 ハレーションを起こしそうな、発光する花塊。
 飾りをまとうこともなく、電線の向こうに、線路の脇に、
 民家の軒先に咲くサクラ。
 
 《仇花》という言葉が浮かびます。
 またなぜか、
 《彼岸花》という言葉も想いました。
 
 特別でありながら、特別扱いされるのを拒む、
 『そこらへん』に在りそな、サクラの花、でしょうか。

「でもォ、これもォやぱりィ、さくら、でス!
 きれいィ~、でスよッ」

 プロフェッショナルの眼がとらえた、
 サクラの花の、
 百様百態、百面相。
 花下で酒宴を楽しんだ御方も、
 読後には(一見後には?)サクラの観方が知らぬ間に変わってゆく……?

「むひゃッ、
 さくらのォ、まりょくゥ、でスゥ!」

 サクラ好きさんに、ぜひ!
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