お肌のために？！

　　　（　ピンポーン♪　お届けものですよ～の声　）

「ふァいッ、おせわさまァでしたッ！
　これはァ……むぽッ、ネーさあてのォ、おとどけものォだァ～！
　ネーさ！　おとどけものでスよォ！　たっきゅびんでスよッ」

　あらっ、ありがとう、テディちゃ。何でしょうね、これ。

「わくわくッ♪　
　なかみはァ、けーきィ、かなッ？　はちみつゥ、かなッ？」（←気分高揚中♪）

　おおっ♪　これは嬉しい！　やったわ！

「わふふッ、なにィでスかッ♪」（←さらにググッとＵＰ！）

　『明治製菓』さんの《アミノコラーゲンＥＸ》ですよ。
　プレゼントに応募していたんですけど、当選しちゃったんですね～♪

「こ、こらげんン……？」（←気分は急速凍結状態）

　この小瓶一本にコラーゲンが５０００ｍｇ、ですって！
　ヒアルロン酸や、ＣｏＱ１０、ビタミンＣ、グルコサミン、アルギニンも！
　お肌に良さそうな成分がいっぱいです！
　
「お、おはだァ……」（←気分は急降下）

　はい、テディちゃも一瓶、どうぞ～♪
　ネーさ、さっそくいただいてみま～す♪
　うん？　ちょこっとスッパイわね？　
　でも、いいんです！　お肌ツルピカのためですも～ん♪
　あら？　テディちゃ、どうしたの？　遠慮しないでいいんですよ～？

「ふァ、ふァいィ……。
　い、いただきますゥ……」（←実は酸っぱいものが苦手だったりする）

　美肌と健康のために！　ヴォトル・サンテ！　かんぱぁ～い♪

「ごくくッ……むぴィッ？！」


　（注：ホントはそんなに酸っぱくありません。美味しい飲むサプリ、ですよ♪）
　

庭園をめぐりめぐれば（パンくず不要）。

　雨天の下、元気なのはアジサイだけ……ではありません。
　山野や庭の植物さんたち、嬉しそうにしておりますね。
　
「はッぱがァ、きれいなァ、きせつゥ、なのでスよッ、ネーさ」

　異国の方々も同様に感じているようですよ、テディちゃ。
　はい、本日ご紹介いたしますのは、緑に満ちたこちらの一冊です！



　　　　　　　　　　　　　　――　フランス　庭園の旅　――



　著者は巖谷國士さん、’０６年１２月に発行されました。
　副題に『１５０の優雅と不思議』とあります。　
　フランス全土から、これは、という美しい庭園１００ヶ所を詳しく、
　さらに『プラス５０庭園』として５０ヶ所の名をあげ、在所や行き方を解説。
　なんてきれいなの！
　なんてへんてこなの！
　と嬉しくなる庭園がいっぱい！の御本です♪

「へんてこォ？？」

　へんてこ度、けっこう高いみたいですわ、おフランスは。
　建築界のへんてこ物件として有名なのは
　郵便屋さんのシュバルおじさんが造った《理想宮》でしょうけれど、
　園芸／庭園芸術分野でもなかなか、のようですね。

　こちらのお庭なんて、廃物を寄せ集めて造ったモザイク、だそうですが、

「わおッ！　しゅーるッ！
　……でもォ、なんかァ、かッこいィ～っ♪」

　通称《ピカシェットの家》は、本名レーモン・イジドールさんの力作です。
　昼間は墓地の掃除人、夕刻からはこつこつと廃品を集め、積み、
　摩訶不思議なお庭や建物を現出せしめました。
　パリの南西８９ｋｍ、シャルトルの駅が最寄りです。
　
「こッちはァ、ふつーッぽいィでスよゥ？」

　表紙の、《ルノワールの家》ですね。
　普通……に見えるんですけれど、
　作られた当時には、このお庭はけっこうモダンだったのではないでしょうか。
　
　《モネの家》も、きれい～♪と感嘆できるのは現在でこそ。
　造成当時、モネさんの出す注文は職人さんたちを驚かせ呆れさせました。
　　　ジャポン風の橋？　って、なにそれ～？
　　　庭が見える食堂を真っ黄色に塗れって？　なにそれ～っ？！

「むぴひゃ～ッ？」

　庭園、園芸というと、どうしても英国のそれに目がいってしまいます。
　先日はチェルシーの園芸フェスが大きな話題になりました。
　が、フランスの庭園にも注目を！
　クラシック、モダン、へんてこ、奇怪で不気味？まで！
　色とりどりのお庭で、さあ、うっとりしましょう♪

「ふむむッ！
　じしゃくとォ、ぱんくずゥ、もッていかなくちゃッ！」

　磁石とパン屑？

「もりでェ、まいごにィ、なッたらァ、たいへんッ、でスゥ！」