テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

♪桜桃三昧・その2♪

2008-06-28 23:02:28 | 美味
「わァッ♪ ネーさ、またまたァ、さくらんぼォでスよッ♪」

 そうなんですよ、テディちゃ。
 昨日は果実のサクランボに舌鼓♪
 そして今日は、お菓子版のサクランボもやってきました。
 《銘菓 さくらんぼ餅》と《贅沢なさくらんぼグミ》、
 一度には食べ切れませんので、
 まずは……《贅沢なさくらんぼグミ》からいってみましょう♪

「ふァいッ! ちょうだいィッ!」

 はーい、ちょっと待ってね。……袋を開けてみると、わぁ~♪桜桃の香りが♪
 サクランボ大好き!
 いただきま~す♪ 
 おお、やわらかなグミの食感!

「テディちゃにもッ! がぶッ!」 (←奪い取ってパクっと)

 ほほ~♪ お口の中が~、サクランボですね~♪ 

「ほんとだッ、おいしィッ! さくらんぼォのォ、おあじィ~♪」

 サクランボ(佐藤錦)の果汁、食物繊維やコラーゲンも含まれてるんですね。
 美味しいです!
 クセになりそうで、危険です!
 ぱくぱくっ! (←テディちゃの手から奪い返し、パクっと)
 もう一袋、いえ、もう1ダースくらい……いえ、いっそ1カートン……
 いいえ!製造工場ごと!欲しくなりました!

「あゥうゥ~、まけたでスゥ~……」 
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美しき遺産の群落。

2008-06-28 14:00:22 | ブックス
「あれれッ?
 きょうはァ、ごほんが2さつゥ?
 どしたのでスかァ、ネーさ?」

 今週末からあちこちのお店では大バーゲンセールが始まっているようです。
 そこで、私たちも半期に一度の……ではなくて。
 この2冊の御本の間には共通点があるのです。
 
「ふむふむッ。それでェ、いッしょにィ、ごしょうかいするのでスねッ」

 はい、その通り! では、まずはこちらから、どうぞ!



              ―― イギリスの近代化遺産 ――


 
 文は田中亮三さん、写真は増田彰久さん、’06年1月に発行されました。

「むぽッ♪ いんぐらんどォ♪いんぐらんどォ♪」

 そう、すべてのテディベアの心の故郷、英国。
 英国はまた、産業革命誕生の地でもありました。
 この御本の冒頭にはこう書かれています――
     18世紀後半にイギリスで始まった産業革命は、
     19世紀後半にはヨーロッパ各国へと波及し、
     やがては世界を一変させる大変革となりました…… 

「しゅッしゅッぽッぽッのォ、じだいィ、でスッ!」

 そうですね。蒸気機関を筆頭に、
 あらゆる機械産業がスピードアップ、効率化を目指した時代でした。
 この産業革命期に建設・建造された鉄道、炭鉱、工場、橋やダムなどが
 《近代化遺産》なんです。

 鉄とガラス、蒸気と炭火力の時代の《遺産》は、
 過去の遺物とは言い切れません。
 駅舎は現在も現役で使われていますし、
 ガラスの大温室は王立キュー植物園のシンボルです。
 稼動を止めてしまった発電所も、よく手入れされていて、
 『時代の美』さえ感じさせます。

 《近代化遺産》の幾つかは、《世界遺産》にも認定され、
 各地のランドマークや
 観光資源になろうとしているのが英国での事情、なのですが。

「ふァふゥッ♪ いんぐらんどのォ、らんどまァーくッ♪」

 翻って、日本では?日本の《近代化遺産》はと申しますと……はい、こちらをどうぞ!



                ―― 黄金伝説 ――



 著者は荒俣宏さん、単行本は1990年に、
 画像の文庫版は1994年に発行されました。

「こッちはァ、にほんのォ、さんぎょォかくめィ、でスかッ?」

 はい、そうです。
 近代の日本にも、《産業》が社会を動かし、栄華をもたらした時代がありました。
 でも、今は……鉱山は閉ざされ、
 絹織物の生産は減少し、
 個人がタバコを製造販売する時代ではなくなったのです。
 《産業》のかすかな《遺産》は在ったことすら忘れかけられていて、
 哀しい遺跡のようですね。
 
「むぷゥ、もッたいないィ~でスゥ」

 かの国と此の国の歴史の対比、
 歴史好きさん、そしてシャーロッキアンさんにも、ぜひのお奨めです!
 産業革命只中は、ガス燈またたくヴィクトリア朝時代。
 霧のベーカー街をゆく、背の高いあの後姿は――

「あッ、あのひとはァッ!?」
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