テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

魅惑のSALE~♪

2008-06-07 23:07:46 | くま
 こんばんは、本日午後、道端でケータイを拾ってしまったネーさです。

「ぎょえェッ?!? ひろいィ~??」

 御安心下さい、ちゃんと派出所にお届けいたしました。
 持ち主さんのお手元に早く戻りますよう、切望中でございます。

「ほッ。よかッたでスゥ~」

 良いこと、いえ、当然のことをしたささやかな御褒美でしょうか、
 通りがかったお店のSALEコーナーで発見♪しちゃいましたよ。
 
「あやッ! りらくまちゃんだァッ!
 ネーさ、これェ、なァにッ?」

 これはメールブロックですよ、テディちゃ。
 携帯電話機のディスプレイに貼って、
 覗き見されたりしないようにするシールですね。
 液晶画面を保護する機能もありまーす。
 たぶん、旧モデルだから、なのでしょうけど、驚きの処分価格!?!
 なんと、メーカーー希望小売価格の、えーと、うーんと、(←暗算中)

 ……92%OFF?

「むぴょえェッ?!」

 掘り出し物でした~♪

「じゃッ、テディちゃのぶんはッ?
 テディちゃのぶんもォ、げッとォ、してくれたッ?」

 あ。忘れちゃった……。
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手ぐすね引くべし、アートファン!

2008-06-07 13:45:12 | ブックス
 みなさま、こんにちは。
 梅雨の晴れ間の今日、昨日の『ドラキュラ』から一転しまして、
 アート関連書などいかがでしょう~♪

「あーと、でスかァ、ネーさ」

 そうですよ、テディちゃも、このお名前は聞いた憶えがあるのじゃありません?
 はい、本日ご紹介いたしますのは、こちらです!
 


            ―― もっと知りたい フェルメール ――



 著者は小林頼子さん、’07年9月に発行されました。

「ふぇるめーるゥ、さんン? ……あッ、おもいだしたァ!
 おらんだのォ、おじさんッ!でスねッ!」

 オランダのおじさ……そうなんですけど、何か違うような……。

「がかさんっ、でスよッ♪」

 そうです! そこは正解です!
 17世紀のオランダ共和国が生んだ最高の画家といえば――
 ヨハネス・フェルメールさん。
 この御本は、フェルメールさんの画業を辿り、
 17世紀当時の歴史背景も加えて考察した
 とても分かりやすいアートガイド本なんです。

 フェルメールさんが、いったいどんな絵を描いたのか、
 それはもう、言うまでもありませんね。
 世界の名だたる美術館で、宝石よりも大切に扱われる作品、総数32点。

「にほんにはァ? ないィのでスかァ?」

 残念ながら、フェルメール作品を所蔵している日本の美術館はありません。
 ですが………ふふふ。

「ふッ??」

 2008年夏、
 7点のフェルメール作品が日本に集結いたします!
 東京の、『東京都美術館』に於いて開催予定の
   
     《 フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち 》

 開催期間は2008年8月12日(土)~12月14日(日)、
 前売り券は、昨日(6月6日)より発売が開始されたそうです!
 これは、アートファンなら何を措いても行かなくては!

「ふァ~、なつのォ、うえのはァ、あつそォでスねェ~」

 日本の気候で作品が傷んでしまわないかと、ちょっと心配ですが……
 ガンガンに湿度・温度調整して下さるものと信じましょう!
 そして、鑑賞前の予習も怠りなく!
 この御本の解説、とても充実しています。
 どの国のどの美術館ににどの作品があるか、といった情報も載っています。
 その気になれば、世界フェルメール紀行計画も立てられちゃいます!

「ふひゃッ、こ、こわいィ~」

 それにしても……解説文を読んでいて、しんみり、してしまいました。
 フェルメールさんが没したのは、1675年12月15日。
 ……享年43。
 43年の、短い生涯だったのでした。
 彼の名が刻まれた墓所はありますが、その下に遺骨はない、とも……。

 フェルメールさんの生涯がいかなるものであったか、
 研究者さんたちの調査は進められ、多くの事柄が明らかになっています。
 しかし、まだ謎多きこの御方の、せめて一端なりと知るために、ぜひ!
 お奨めの一冊!ですよ♪

「テディちゃもォ、うえのッ、いッてみよ~ッとォ♪」
 
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