「こんにちわッ、テディちゃでス!
しんりょくゥ~めきめきィ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!まさに緑の日!)
こんにちは、ネーさです。
今日5月4日は『みどりの日』、
明日5日は立夏、とあってか、
スーパーマーケットの売り場に冷し中華が!
夏が来ちゃうのねえ~と
夕暮れの空を見上げつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 響きをみがく ――
著者は石合力(いしあい・つとむ)さん、
2021年3月に発行されました。
『音響設計家 豊田泰久の仕事』と
副題が付されています。
トヨタ――といえば、
思い浮かべるのは自動車会社のTOYOTAでしょうか。
けれども、
音楽に携わるお仕事をしている方々が
思い浮かべるのは自動車ではなく、
この御方――
豊田泰久(とよた・やすひさ)さん。
なぜなら、
豊田さんこそ
”最高の音の創り手”なのですから。
「おとをォ~でざいんッ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:バランスを構成!)
豊田さんは
世界中で活躍する
音響設計家(アコースティックデザイナー)です。
コンサートホールを設計建築するのではなく、
ホールの音響を設計(デザイン)し、
より良い音、
より良い響きを、
空間に、演奏者に、聴衆にもたらす。
その偉業の第一歩は、
サントリーホールから始まりました。
「にほんでェさいしょォ、だッたのでス!」
「がるるっるぐるがーる!」(←訳:クラシック専門ホール!)
クラシック音楽を専門とする
サントリーホールのプロジェクトは
1981年に始動し、
豊田さんはホール音響の主担当として
この大事業に参加することになりました。
当時サントリーの社長であった
佐治敬三さんの注文は、
《ワールドクラスのコンサートホールを》
というただ一言。
《帝王》カラヤンさんのアドヴァイスにより、
客席がステージを360度囲む
『ヴィンヤード型』(ぶどう畑の意)の、
その頃の日本では珍しい設計のホールが
1986年10月に開館します。
しかし……?
「こくひょうゥ?」
「ぐる?」(←訳:絶賛?)
国内のオーケストラからは
大ブーイング。
反対に、
海外のオーケストラや指揮者さんは、
大絶賛。
「うううゥ? いッたいィ、どッちィ?」
「がるるるるぐる?」(←訳:正しいのはだれ?)
答えは、
ホール完成後30年を経た現在、
国内外のオーケストラに
サントリーホールが大人気!
という事実からも明らかですね。
豊田さんの音響設計は
間違っていなかったんです。
けれどオープン当初、
受け入れられなかった理由は?
豊田さんはどうやって
酷評を跳ね返していったのか?
そして、
建築家さんやマエストロたちが
大仕事の相棒に
豊田さんを指名するのは、
なぜ……?
「よみながらァ、どきどきィ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:心臓バクバク!)
良い音を探して。
最高の響きを求めて。
クラシック音楽マニアさんには
よく知られる数々のエピソードも、
門外漢の私たちには、
うわあ!と驚かされることばかり。
20世紀から21世紀へ、
今もなお、
より高みへ羽ばたこうとしている
音響設計家さんの半生記を、
皆さま、ぜひ♪
しんりょくゥ~めきめきィ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!まさに緑の日!)
こんにちは、ネーさです。
今日5月4日は『みどりの日』、
明日5日は立夏、とあってか、
スーパーマーケットの売り場に冷し中華が!
夏が来ちゃうのねえ~と
夕暮れの空を見上げつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 響きをみがく ――
著者は石合力(いしあい・つとむ)さん、
2021年3月に発行されました。
『音響設計家 豊田泰久の仕事』と
副題が付されています。
トヨタ――といえば、
思い浮かべるのは自動車会社のTOYOTAでしょうか。
けれども、
音楽に携わるお仕事をしている方々が
思い浮かべるのは自動車ではなく、
この御方――
豊田泰久(とよた・やすひさ)さん。
なぜなら、
豊田さんこそ
”最高の音の創り手”なのですから。
「おとをォ~でざいんッ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:バランスを構成!)
豊田さんは
世界中で活躍する
音響設計家(アコースティックデザイナー)です。
コンサートホールを設計建築するのではなく、
ホールの音響を設計(デザイン)し、
より良い音、
より良い響きを、
空間に、演奏者に、聴衆にもたらす。
その偉業の第一歩は、
サントリーホールから始まりました。
「にほんでェさいしょォ、だッたのでス!」
「がるるっるぐるがーる!」(←訳:クラシック専門ホール!)
クラシック音楽を専門とする
サントリーホールのプロジェクトは
1981年に始動し、
豊田さんはホール音響の主担当として
この大事業に参加することになりました。
当時サントリーの社長であった
佐治敬三さんの注文は、
《ワールドクラスのコンサートホールを》
というただ一言。
《帝王》カラヤンさんのアドヴァイスにより、
客席がステージを360度囲む
『ヴィンヤード型』(ぶどう畑の意)の、
その頃の日本では珍しい設計のホールが
1986年10月に開館します。
しかし……?
「こくひょうゥ?」
「ぐる?」(←訳:絶賛?)
国内のオーケストラからは
大ブーイング。
反対に、
海外のオーケストラや指揮者さんは、
大絶賛。
「うううゥ? いッたいィ、どッちィ?」
「がるるるるぐる?」(←訳:正しいのはだれ?)
答えは、
ホール完成後30年を経た現在、
国内外のオーケストラに
サントリーホールが大人気!
という事実からも明らかですね。
豊田さんの音響設計は
間違っていなかったんです。
けれどオープン当初、
受け入れられなかった理由は?
豊田さんはどうやって
酷評を跳ね返していったのか?
そして、
建築家さんやマエストロたちが
大仕事の相棒に
豊田さんを指名するのは、
なぜ……?
「よみながらァ、どきどきィ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:心臓バクバク!)
良い音を探して。
最高の響きを求めて。
クラシック音楽マニアさんには
よく知られる数々のエピソードも、
門外漢の私たちには、
うわあ!と驚かされることばかり。
20世紀から21世紀へ、
今もなお、
より高みへ羽ばたこうとしている
音響設計家さんの半生記を、
皆さま、ぜひ♪