「こんにちわッ、テディちゃでス!
こうふんッ、いまだァさめやらずゥ~!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!見出しを独占!)
こんにちは、ネーさです。
SNSのトレンド、新聞、TV……と、
今日も新垣結衣さん&星野源さんの祝ニュースは
えらいこっちゃ状態でしたね♪
ならば本日の読書タイムも
ド迫力の大作をご紹介いたしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!
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―― エヴェレスト ――
著者は夢枕獏(ゆめまくら・ばく)さん、
単行本は1997年に、
画像の文庫合本版は2015年10月に発行されました。
『EVERREST』と英語題名が、
『神々の山嶺(かみがみのいただき)』と
日本語副題が付されています。
「どッしりィ~!」
「ぐるる!」(←訳:分厚い!)
重厚で長大な物語の主役は、
人間でしょうか、
それとも、
山でしょうか。
英語ではエヴェレスト、
チベット語ではチョモランマ、
ネパール語ではサガルマータ。
標高8848メートル(2020年計測時)、
世界最高峰の山として
山岳家さんたちの憧憬を集める
唯一無二の嶺(みね)は、
本来でしたら、ちょうど今頃――
5月中旬~下旬が
登山のトップシーズンだそうですが……。
「ことしはァ、さみしィ~…?」
「がるるぐるがるぐる?」(←訳:歴史に残る閑散ぶり?)
歴史に残るといえば、
およそ100年前にも
エヴェレストの、いえ、
登山史上に残る大事件が
起こっています。
1924年6月のこと。
世界初のエヴェレスト登頂を目指していたのは、
英国の登山家、
ジョージ・ハーバート・リー・マロリーさん。
なぜあなたはエヴェレストに登りたかったの?
そこにエヴェレストがあるから。
という問いと答えで有名なマロリーさんは、
登頂付近で行方不明となったのでした。
「いまもォ、なぞォなのでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:謎多き遭難!)
マロリーさんと
同行者のアーヴィンさんは
エヴェレスト登頂に成功したのか。
遭難したのは、
登頂の前か、後なのか。
現在も論争つきぬ遭難の謎を解く、
その鍵となるのは……
マロリーさん愛用のカメラ?
「ちいさいィけれどォ!」
「がるるぐっるる!」(←訳:情報はいっぱい!)
1993年、ネパールのカトマンドゥ。
写真家の深町誠(ふかまち・まこと)さんは
裏路地の登山道具店で
古いカメラを見つけました。
レンズにヒビが入った
コダック社製のカメラを検分し、
深町さんの手は震えます。
これは……もしかしたら……?
「もしやッ!」
「ぐるる!」(←訳:まさか!)
登山の歴史を変えるかもしれないカメラ。
しかし、あっさりと、というべきか、
やはり、というべきか、
計り知れぬ価値を有するカメラは、
奪われて、行方不明となってしまいました。。
深町さんはカメラの謎に憑かれ、
そしてまた、
山の魔力、
エヴェレストの魔力からも逃れられず、
首までどっぷり浸かることに。
「だッてェ、とくべつゥでスからッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:天の山なんだ!)
マロリーさんを、
深町さんの心を、
つかんで離さない天の山。
登りついたはてに、
何があるのか、
何を見るのか。
山岳小説の金字塔とされる
夢枕獏さんの代表作は、
山岳小説好きな方はもちろん、
ミステリ&サスペンス好きな方々、
歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
こうふんッ、いまだァさめやらずゥ~!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!見出しを独占!)
こんにちは、ネーさです。
SNSのトレンド、新聞、TV……と、
今日も新垣結衣さん&星野源さんの祝ニュースは
えらいこっちゃ状態でしたね♪
ならば本日の読書タイムも
ド迫力の大作をご紹介いたしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― エヴェレスト ――
著者は夢枕獏(ゆめまくら・ばく)さん、
単行本は1997年に、
画像の文庫合本版は2015年10月に発行されました。
『EVERREST』と英語題名が、
『神々の山嶺(かみがみのいただき)』と
日本語副題が付されています。
「どッしりィ~!」
「ぐるる!」(←訳:分厚い!)
重厚で長大な物語の主役は、
人間でしょうか、
それとも、
山でしょうか。
英語ではエヴェレスト、
チベット語ではチョモランマ、
ネパール語ではサガルマータ。
標高8848メートル(2020年計測時)、
世界最高峰の山として
山岳家さんたちの憧憬を集める
唯一無二の嶺(みね)は、
本来でしたら、ちょうど今頃――
5月中旬~下旬が
登山のトップシーズンだそうですが……。
「ことしはァ、さみしィ~…?」
「がるるぐるがるぐる?」(←訳:歴史に残る閑散ぶり?)
歴史に残るといえば、
およそ100年前にも
エヴェレストの、いえ、
登山史上に残る大事件が
起こっています。
1924年6月のこと。
世界初のエヴェレスト登頂を目指していたのは、
英国の登山家、
ジョージ・ハーバート・リー・マロリーさん。
なぜあなたはエヴェレストに登りたかったの?
そこにエヴェレストがあるから。
という問いと答えで有名なマロリーさんは、
登頂付近で行方不明となったのでした。
「いまもォ、なぞォなのでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:謎多き遭難!)
マロリーさんと
同行者のアーヴィンさんは
エヴェレスト登頂に成功したのか。
遭難したのは、
登頂の前か、後なのか。
現在も論争つきぬ遭難の謎を解く、
その鍵となるのは……
マロリーさん愛用のカメラ?
「ちいさいィけれどォ!」
「がるるぐっるる!」(←訳:情報はいっぱい!)
1993年、ネパールのカトマンドゥ。
写真家の深町誠(ふかまち・まこと)さんは
裏路地の登山道具店で
古いカメラを見つけました。
レンズにヒビが入った
コダック社製のカメラを検分し、
深町さんの手は震えます。
これは……もしかしたら……?
「もしやッ!」
「ぐるる!」(←訳:まさか!)
登山の歴史を変えるかもしれないカメラ。
しかし、あっさりと、というべきか、
やはり、というべきか、
計り知れぬ価値を有するカメラは、
奪われて、行方不明となってしまいました。。
深町さんはカメラの謎に憑かれ、
そしてまた、
山の魔力、
エヴェレストの魔力からも逃れられず、
首までどっぷり浸かることに。
「だッてェ、とくべつゥでスからッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:天の山なんだ!)
マロリーさんを、
深町さんの心を、
つかんで離さない天の山。
登りついたはてに、
何があるのか、
何を見るのか。
山岳小説の金字塔とされる
夢枕獏さんの代表作は、
山岳小説好きな方はもちろん、
ミステリ&サスペンス好きな方々、
歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪