「こんにちわッ、テディちゃでス!
きッ、きこえてくるゥ~…?」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!梅雨の足音~!)
こんにちは、ネーさです。
関東地方にも梅雨の気配がひたひたと……
天気図のどこかに
快適な5月の空が隠れていないかしらと探しながら、
さあ、読書タイムですよ。
週明けの本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― イラストで読む ルネサンスの巨匠たち ――
著者は杉全美帆子(すぎまた・みほこ)さん、
画像の新装版は2021年3月に発行されました。
《ルネサンス》――
えへん、お恥ずかしい話です。
私ネーさ、つい最近知りました。
《ルネサンス》と耳にすれば、
脳内につらつらと浮かんでくるのは、
レオナルド・ダ・ヴィンチさんを筆頭とする
イタリアの芸術家さんたちですが……
『ルネサンスRenaissance』というのは
『再生』『復活』を意味する
フランス語なのだということを。
「ふらんすゥ??」
「ぐるがぅるる?」(←訳:伊語じゃなく?)
イタリア語で『再生』は『rinascita』。
しかし、イタリア語でなくフランス語の
《ルネサンス》が世に広まり、
定着したのは、
フランスの人びとの
”イタリアへの強い憧れ“があったため、
かもしれません。
古代ローマの昔から、
流行の最先端を引っ張っていたのは、
常にイタリア――
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアなど
イタリア各地の都市国家でしたから。
「かいがにィ、ちょうこくゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:宝飾品と衣服!)
“イタリアへの憧れ”を象徴するかのような、
《ルネサンス》の芸術。
この御本では《ルネサンス》を、
プロトルネサンス(前期ルネサンス)、
初期ルネサンス、
盛期ルネサンス、
と3つの時代に分け、
美の《再生》を担った巨匠さんたちを
紹介してゆきます。
「やぱりィ、れおなるどォさんッ?」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:ミケおじさんもね!)
《ルネサンス》をテーマとする多くの研究書では、
何といっても主流&人気なのは、
レオナルドさんやミケランジェロさん、
ラファエロさんあたりですね。
ところが、この御本では、
初期ルネサンスの巨匠さんたちを
ぐいっとクローズアップ!
彫刻家ドナテッロさん、
遠近法研究の大家ウッチェロさん、
画僧フラ・アンジェリコさん、
美人大好き♪なフィリッポ・リッピさん、
『春』のボッティチェリさんにも
スポットライトが当てられています。
その中でも、
建築家ブルネレスキさんの章は
傑作ですよ。
「てんさいィけんちくかさんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:聖堂の設計者!)
都市フィレンツェの景観に欠かせぬ
サンタマリア・デル・フィオーレの
設計・建築に携わった
フィリッポ・ブルネレスキさん(1377~1446)。
ライバルを退け、
いくつものコンペティションを勝ち抜いて、
いざ聖堂を築かん!
努力と閃きと執念を注ぎ込み、
着工から16年を費やして
クーポラ完成!
最後の決め手は、
ドーム屋根の頂塔(ランタン)の設置!
いや、ここでもまたコンペティションが?
「むふゥ! ふぃれんつぇのォ、ひとたちはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:コンペ好き!)
イラスト、図版、解説の文章、
略伝や年代表を駆使して映し出す
《再生》の時代の活人劇。
美術史好きな活字マニアさんに、
美術史は苦手だわ~という御方にも
おすすめですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね♫
きッ、きこえてくるゥ~…?」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!梅雨の足音~!)
こんにちは、ネーさです。
関東地方にも梅雨の気配がひたひたと……
天気図のどこかに
快適な5月の空が隠れていないかしらと探しながら、
さあ、読書タイムですよ。
週明けの本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― イラストで読む ルネサンスの巨匠たち ――
著者は杉全美帆子(すぎまた・みほこ)さん、
画像の新装版は2021年3月に発行されました。
《ルネサンス》――
えへん、お恥ずかしい話です。
私ネーさ、つい最近知りました。
《ルネサンス》と耳にすれば、
脳内につらつらと浮かんでくるのは、
レオナルド・ダ・ヴィンチさんを筆頭とする
イタリアの芸術家さんたちですが……
『ルネサンスRenaissance』というのは
『再生』『復活』を意味する
フランス語なのだということを。
「ふらんすゥ??」
「ぐるがぅるる?」(←訳:伊語じゃなく?)
イタリア語で『再生』は『rinascita』。
しかし、イタリア語でなくフランス語の
《ルネサンス》が世に広まり、
定着したのは、
フランスの人びとの
”イタリアへの強い憧れ“があったため、
かもしれません。
古代ローマの昔から、
流行の最先端を引っ張っていたのは、
常にイタリア――
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアなど
イタリア各地の都市国家でしたから。
「かいがにィ、ちょうこくゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:宝飾品と衣服!)
“イタリアへの憧れ”を象徴するかのような、
《ルネサンス》の芸術。
この御本では《ルネサンス》を、
プロトルネサンス(前期ルネサンス)、
初期ルネサンス、
盛期ルネサンス、
と3つの時代に分け、
美の《再生》を担った巨匠さんたちを
紹介してゆきます。
「やぱりィ、れおなるどォさんッ?」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:ミケおじさんもね!)
《ルネサンス》をテーマとする多くの研究書では、
何といっても主流&人気なのは、
レオナルドさんやミケランジェロさん、
ラファエロさんあたりですね。
ところが、この御本では、
初期ルネサンスの巨匠さんたちを
ぐいっとクローズアップ!
彫刻家ドナテッロさん、
遠近法研究の大家ウッチェロさん、
画僧フラ・アンジェリコさん、
美人大好き♪なフィリッポ・リッピさん、
『春』のボッティチェリさんにも
スポットライトが当てられています。
その中でも、
建築家ブルネレスキさんの章は
傑作ですよ。
「てんさいィけんちくかさんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:聖堂の設計者!)
都市フィレンツェの景観に欠かせぬ
サンタマリア・デル・フィオーレの
設計・建築に携わった
フィリッポ・ブルネレスキさん(1377~1446)。
ライバルを退け、
いくつものコンペティションを勝ち抜いて、
いざ聖堂を築かん!
努力と閃きと執念を注ぎ込み、
着工から16年を費やして
クーポラ完成!
最後の決め手は、
ドーム屋根の頂塔(ランタン)の設置!
いや、ここでもまたコンペティションが?
「むふゥ! ふぃれんつぇのォ、ひとたちはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:コンペ好き!)
イラスト、図版、解説の文章、
略伝や年代表を駆使して映し出す
《再生》の時代の活人劇。
美術史好きな活字マニアさんに、
美術史は苦手だわ~という御方にも
おすすめですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね♫