「こんにちわッ、テディちゃでス!
たけのこォ、いただきィましたでス!」
「がるる!ぐるがるる~?」(←訳:虎です!なに作ろう~?)
こんにちは、ネーさです。
旬のタケノコを前に、
スープにしようか、
炒め物がいいかなぁ、
いや自家製メンマもいいかもねと悩みつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアート本を、どうぞ~♪
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―― 決定版 鳥獣戯画のすべて ――
監修は上野憲示(うえの・けんじ)さん、
2021年3月に発行されました。
ちょうどいま、東京国立博物館で開催中の……
か、開催中……開催中のはずの……!
「ネーさッ、れいせいィにィ~!」
「ぐるるるる~!」(←訳:落ち着こう~!)
ええ、分かっています、
分かっていますけど、
冷静になるのは難しいわ……
博物館のスタッフの方々も
《鳥獣戯画》ファンの方々も、
待ちに待っていた『鳥獣戯画のすべて展』は現在、
緊急事態宣言による臨時休館となっています。
国宝である《鳥獣戯画》は
法律により公開可能な日数が限定されているので、
このまま休館が続けば、
展覧会は終了になってしまいそうな……。
「うわわわァ~んッ!」
「がるるるるる~!」(←訳:しくしくしく~!)
こんな状況下で何が出来るかというと、
TVの《鳥獣戯画》特集番組を録画したり、
関連書籍や美術雑誌を探してみたり。
そして、多数の関連書籍の中から、
私ネーさが☆☆☆☆☆をつけたいのが、
↑こちらの『鳥獣戯画のすべて』なんです。
「びじゅあるゥ、でスねッ!」
「ぐるがる!」(←訳:視覚優先!)
《鳥獣戯画》関連書籍の多くは、
解説や分析をメインとするものですが、
この御本では
完全に図版を優先!
各巻の名場面は拡大サイズで、
甲・乙・丙・丁の4巻全図も
きちんと収録されています。
画像の精度も高いので、
マニアなファンさんも
きっと満足できますよ。
また、御本の冒頭に
監修者である上野憲示さんが
『はじめに――監修の言葉にかえて』という
文章を寄せておられていて、
これが、短いながらも深くて鋭い~!
「しんはッけんッ!」
「がるる!」(←訳:新解釈!)
上野さんいわく。
《全巻通してあまり良い紙をつかっていない》。
さりげない言葉ですが、
示唆している内容は衝撃的です。
良い紙ではない、とは、つまり。
どの巻も、
下絵のようなもの、
手遊びのようなもの、だった?
描き手さんたちは、
本画(=完成品)にすることを
考えていなかった?
そもそも、
表装もしていなかった?
「なぞがァ、いッぱいィ!」
「ぐるがるる?」(←訳:何が何やら?)
追いかけっこに、お相撲、
泳いだり、碁盤を囲んだり。
動物たちも人間も、
永遠に楽しく、
おもしろおかしく。
はたして会期中の開館は成るのか、
展覧会の再開はあるのか、と
私たちファンは
はらはらしながら
見守ることしか出来ませんが、
いつか《鳥獣戯画》と相見える日が来ると信じ、
ぜひ、一読してみてくださいね♪
たけのこォ、いただきィましたでス!」
「がるる!ぐるがるる~?」(←訳:虎です!なに作ろう~?)
こんにちは、ネーさです。
旬のタケノコを前に、
スープにしようか、
炒め物がいいかなぁ、
いや自家製メンマもいいかもねと悩みつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアート本を、どうぞ~♪

―― 決定版 鳥獣戯画のすべて ――
監修は上野憲示(うえの・けんじ)さん、
2021年3月に発行されました。
ちょうどいま、東京国立博物館で開催中の……
か、開催中……開催中のはずの……!
「ネーさッ、れいせいィにィ~!」
「ぐるるるる~!」(←訳:落ち着こう~!)
ええ、分かっています、
分かっていますけど、
冷静になるのは難しいわ……
博物館のスタッフの方々も
《鳥獣戯画》ファンの方々も、
待ちに待っていた『鳥獣戯画のすべて展』は現在、
緊急事態宣言による臨時休館となっています。
国宝である《鳥獣戯画》は
法律により公開可能な日数が限定されているので、
このまま休館が続けば、
展覧会は終了になってしまいそうな……。
「うわわわァ~んッ!」
「がるるるるる~!」(←訳:しくしくしく~!)
こんな状況下で何が出来るかというと、
TVの《鳥獣戯画》特集番組を録画したり、
関連書籍や美術雑誌を探してみたり。
そして、多数の関連書籍の中から、
私ネーさが☆☆☆☆☆をつけたいのが、
↑こちらの『鳥獣戯画のすべて』なんです。
「びじゅあるゥ、でスねッ!」
「ぐるがる!」(←訳:視覚優先!)
《鳥獣戯画》関連書籍の多くは、
解説や分析をメインとするものですが、
この御本では
完全に図版を優先!
各巻の名場面は拡大サイズで、
甲・乙・丙・丁の4巻全図も
きちんと収録されています。
画像の精度も高いので、
マニアなファンさんも
きっと満足できますよ。
また、御本の冒頭に
監修者である上野憲示さんが
『はじめに――監修の言葉にかえて』という
文章を寄せておられていて、
これが、短いながらも深くて鋭い~!
「しんはッけんッ!」
「がるる!」(←訳:新解釈!)
上野さんいわく。
《全巻通してあまり良い紙をつかっていない》。
さりげない言葉ですが、
示唆している内容は衝撃的です。
良い紙ではない、とは、つまり。
どの巻も、
下絵のようなもの、
手遊びのようなもの、だった?
描き手さんたちは、
本画(=完成品)にすることを
考えていなかった?
そもそも、
表装もしていなかった?
「なぞがァ、いッぱいィ!」
「ぐるがるる?」(←訳:何が何やら?)
追いかけっこに、お相撲、
泳いだり、碁盤を囲んだり。
動物たちも人間も、
永遠に楽しく、
おもしろおかしく。
はたして会期中の開館は成るのか、
展覧会の再開はあるのか、と
私たちファンは
はらはらしながら
見守ることしか出来ませんが、
いつか《鳥獣戯画》と相見える日が来ると信じ、
ぜひ、一読してみてくださいね♪