「こんにちわッ、テディちゃでス!
こッ、ころもォがえェ~ッ!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!夏の暑さだ~!)
こんにちは、ネーさです。
夏物を出さなくちゃ!
いやその前に春物をまとめなくちゃ!
と大忙しの一日の終わりは、
はい、読書タイムですよ。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
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―― 平安男子の元気な!生活 ――
著者は川村裕子(かわむら・ゆうこ)さん、
2021年2月に発行されました。
『岩波ジュニア新書』から刊行されているこの御本は、
おそらく中学生を中心する
ジュニアさん向けの作品かと思われますが、
大人が読んでも大丈夫!
「むしろォ、おとなにィこそッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:おすすめなのです!)
平安時代――
大雑把に言っちゃいますと、
いまから1000年くらい前、になる訳で。
現代では《古典》とされる
『源氏物語』や『枕草子』には、
当時の人間模様や恋愛や文化や流行が
描き込まれていますけれども。
「なんとなくゥ~くものォうえェ~…」
『がるるぐるるる~?」(←訳:現実感うすいよ~?)
平安の世の貴公子さんは、
どんな暮らしをしていたんでしょう?
光源氏さんのように、
恋愛恋愛また恋愛たまに配流、
ってだけじゃないわよね?
「えェ~とォ、たぶんッ?」
「がるるぐるるがる!」(←訳:お仕事してるはず!)
光源氏さんは
フィクショナルなキャラクターですが、
この御本で著者・川村さんが
取り上げているのは、
実在した《平安男子》さんです。
彼の名は、
藤原行成(ふじわら・ゆきなり)くん。
お年は、25~26歳というところでしょうか。
「ゆきなりィくんのォ、にちじょうゥせいかつゥ!」
「ぐっるるるる~!」(←訳:追ってみよう~!)
行成くんのお住まいは、
当然ながら平安京――京の都の一画です。
朝はの~んびり寝坊……
なんていってられないわよ。
起床の時刻は、
夏だったら4時半頃、
冬は6時半頃。
都の北の方、
陰陽寮から時刻を報せる太鼓の音が聞こえてきたら、
はい、
ぱっちり目を覚まして、
その日の運勢をチェック、
身支度を整え、
ご飯をいただいて。
「しゅッきィ~んッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:牛さんカモン!)
冠(かんむり)をぶつけぬよう、
袴を踏まぬよう、
用心しながら牛車(ぎっしゃ)に乗って、
さあ、
勤め先の大内裏(だいだいり)へ、
ぶっ飛ばせ!
「だめでスゥ~!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:そこは安全運転で!)
行成くんの職種は、
秘書室長のようなもの。
藤原道長さんはじめ、
国政を動かす実力者たち《公卿(くぎょう)》の、
サポート役みたいなものでしょうか。
政争、
職場の上下関係、
一族間のパワーゲーム、と
荒波を乗り越え、
キャリアアップを目指す行成くん。
おっと、
お仕事をガンバった後は、
歌を詠んだり、
手紙を送ったり、
蹴鞠の練習もして、
恋愛もして、
セレブが集う宴や
宮中のイベントにも出席して。
「ふうゥッ! いそがしそうゥ!」
「がーるぐるるぅーる!」(←訳:ハードスケジュール!)
行成くん、毎日グッジョブ!
なぁんて、
1000年昔の平安男子さんに
労いの声を掛けたくなる
汗と涙と笑いのお仕事日記、
歴史好きな活字マニアさんは、
本屋さんや図書館で探してみてくださいね。
《源氏物語》など古典大好き!な方々も、
ぜひ、一読を♪
こッ、ころもォがえェ~ッ!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!夏の暑さだ~!)
こんにちは、ネーさです。
夏物を出さなくちゃ!
いやその前に春物をまとめなくちゃ!
と大忙しの一日の終わりは、
はい、読書タイムですよ。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

―― 平安男子の元気な!生活 ――
著者は川村裕子(かわむら・ゆうこ)さん、
2021年2月に発行されました。
『岩波ジュニア新書』から刊行されているこの御本は、
おそらく中学生を中心する
ジュニアさん向けの作品かと思われますが、
大人が読んでも大丈夫!
「むしろォ、おとなにィこそッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:おすすめなのです!)
平安時代――
大雑把に言っちゃいますと、
いまから1000年くらい前、になる訳で。
現代では《古典》とされる
『源氏物語』や『枕草子』には、
当時の人間模様や恋愛や文化や流行が
描き込まれていますけれども。
「なんとなくゥ~くものォうえェ~…」
『がるるぐるるる~?」(←訳:現実感うすいよ~?)
平安の世の貴公子さんは、
どんな暮らしをしていたんでしょう?
光源氏さんのように、
恋愛恋愛また恋愛たまに配流、
ってだけじゃないわよね?
「えェ~とォ、たぶんッ?」
「がるるぐるるがる!」(←訳:お仕事してるはず!)
光源氏さんは
フィクショナルなキャラクターですが、
この御本で著者・川村さんが
取り上げているのは、
実在した《平安男子》さんです。
彼の名は、
藤原行成(ふじわら・ゆきなり)くん。
お年は、25~26歳というところでしょうか。
「ゆきなりィくんのォ、にちじょうゥせいかつゥ!」
「ぐっるるるる~!」(←訳:追ってみよう~!)
行成くんのお住まいは、
当然ながら平安京――京の都の一画です。
朝はの~んびり寝坊……
なんていってられないわよ。
起床の時刻は、
夏だったら4時半頃、
冬は6時半頃。
都の北の方、
陰陽寮から時刻を報せる太鼓の音が聞こえてきたら、
はい、
ぱっちり目を覚まして、
その日の運勢をチェック、
身支度を整え、
ご飯をいただいて。
「しゅッきィ~んッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:牛さんカモン!)
冠(かんむり)をぶつけぬよう、
袴を踏まぬよう、
用心しながら牛車(ぎっしゃ)に乗って、
さあ、
勤め先の大内裏(だいだいり)へ、
ぶっ飛ばせ!
「だめでスゥ~!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:そこは安全運転で!)
行成くんの職種は、
秘書室長のようなもの。
藤原道長さんはじめ、
国政を動かす実力者たち《公卿(くぎょう)》の、
サポート役みたいなものでしょうか。
政争、
職場の上下関係、
一族間のパワーゲーム、と
荒波を乗り越え、
キャリアアップを目指す行成くん。
おっと、
お仕事をガンバった後は、
歌を詠んだり、
手紙を送ったり、
蹴鞠の練習もして、
恋愛もして、
セレブが集う宴や
宮中のイベントにも出席して。
「ふうゥッ! いそがしそうゥ!」
「がーるぐるるぅーる!」(←訳:ハードスケジュール!)
行成くん、毎日グッジョブ!
なぁんて、
1000年昔の平安男子さんに
労いの声を掛けたくなる
汗と涙と笑いのお仕事日記、
歴史好きな活字マニアさんは、
本屋さんや図書館で探してみてくださいね。
《源氏物語》など古典大好き!な方々も、
ぜひ、一読を♪