「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぱなそにッくゥさんッ、おめでとうゥ~!」
「がるる!ぐるるがるるるる!」(←訳:虎です!皆さんお疲れさま!)
こんにちは、ネーさです。
ラグビー日本選手権兼トップリーグプレーオフ決勝は、
パナソニックが栄冠を勝ち取りました。
そして、今季で引退の五郎丸選手、福岡選手……
全選手さん&スタッフさんに労いの拍手を!
新たなリーグが誕生する来季に期待しつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの海外ミステリ作品を、どうぞ~♪
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―― 憐れみをなす者 上・下 ――
著者はピーター・トレメインさん、
原著は1999年に、
画像の日本語版は2021年2月に発行されました。
英語原題は『AUT OF MERCY』、
《修道女フィデルマ》シリーズの長編第8作目です。
7世紀半ばの
古代アイルランドを舞台とする
世界各国で人気のミステリシリーズ、
今回の日本語版は
上下巻に分けられての刊行となりました。
「じゃじゃァ~んッ!」
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はい、↑こちらが上巻、ですね。
西暦666年10月中旬、
アイルランド南海岸アードモア湾から
始まった物語は……
「あれもようゥ、なのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:海も人も!)
アイルランドの五王国のひとつ、モアン。
モアン王国の王女であり、
法廷弁護士であり、
修道女でもあるフィデルマさんは
巡礼の船旅に出ようとしていました。
「じゅんれいィ??」
「がるぐる?」(←訳:なぜまた?)
とりたてて“何か”があった、
という訳ではない、のです。
経済的には恵まれているし、
身分の点でも申し分ないし、
身辺には理解者もいて、
仕事で大ポカをやらかしたのでもなく。
ただ、フィデルマさんは
自分を見詰め直したくなったのでした。
私は、このままでいいのだろうか……?
「むむゥ~んッ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:人類共通の疑問!)
心の声に耳を澄ます、巡礼の旅。
イマ風に言っちゃいますと、
”自分探しの旅”ですが、
船に乗り込んだフィデルマさんが目撃したのは。
「えッ? ええええェ~ッ??」
「がるる!?!」(←訳:元カレ!?!)
船にはフィデルマさん以外にも乗客がいて、
それがかつての恋人となれば、
ココロ穏やかな巡礼の旅、どころじゃありません。
そうこうするうち、
船内に異変が……!
「ぐぅるぅる!」(←訳:じゃじゃん!)
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ええ、↑こちらが、下巻になりますよ。
船内で異変が――
事件が起きたなら、
法に仕える弁護士の出番です。
捜査の全権を
船長さんから委ねられたフィデルマさんは、
しかし、
元カレの存在ゆえでしょうか、
どうにも冷静ではいられません。
この船で何が起きたのか、
起ころうとしているのか、
真相は……?
「だいこんらんのォ、にんげんもようゥ!」
「がるるるるるる!」(←訳:見極めないとね!)
7世紀のアイルランド?
それってもうあんまり遠過ぎて
ファンタジーの領域だよ!
と言いたくなりますが、
上巻の冒頭には地図と
歴史的背景の解説、
巻末には訳注が掲載されています。
下巻の巻末にも訳注と
訳者さんのあとがきがありますので、
焦らず、
ゆっくりペースで
フィデルマさんの謎解き冒険譚を
楽しんでみてくださいね。
西洋史好きな活字マニアさんには
特におすすめですよ~♪
ぱなそにッくゥさんッ、おめでとうゥ~!」
「がるる!ぐるるがるるるる!」(←訳:虎です!皆さんお疲れさま!)
こんにちは、ネーさです。
ラグビー日本選手権兼トップリーグプレーオフ決勝は、
パナソニックが栄冠を勝ち取りました。
そして、今季で引退の五郎丸選手、福岡選手……
全選手さん&スタッフさんに労いの拍手を!
新たなリーグが誕生する来季に期待しつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの海外ミステリ作品を、どうぞ~♪
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―― 憐れみをなす者 上・下 ――
著者はピーター・トレメインさん、
原著は1999年に、
画像の日本語版は2021年2月に発行されました。
英語原題は『AUT OF MERCY』、
《修道女フィデルマ》シリーズの長編第8作目です。
7世紀半ばの
古代アイルランドを舞台とする
世界各国で人気のミステリシリーズ、
今回の日本語版は
上下巻に分けられての刊行となりました。
「じゃじゃァ~んッ!」

はい、↑こちらが上巻、ですね。
西暦666年10月中旬、
アイルランド南海岸アードモア湾から
始まった物語は……
「あれもようゥ、なのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:海も人も!)
アイルランドの五王国のひとつ、モアン。
モアン王国の王女であり、
法廷弁護士であり、
修道女でもあるフィデルマさんは
巡礼の船旅に出ようとしていました。
「じゅんれいィ??」
「がるぐる?」(←訳:なぜまた?)
とりたてて“何か”があった、
という訳ではない、のです。
経済的には恵まれているし、
身分の点でも申し分ないし、
身辺には理解者もいて、
仕事で大ポカをやらかしたのでもなく。
ただ、フィデルマさんは
自分を見詰め直したくなったのでした。
私は、このままでいいのだろうか……?
「むむゥ~んッ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:人類共通の疑問!)
心の声に耳を澄ます、巡礼の旅。
イマ風に言っちゃいますと、
”自分探しの旅”ですが、
船に乗り込んだフィデルマさんが目撃したのは。
「えッ? ええええェ~ッ??」
「がるる!?!」(←訳:元カレ!?!)
船にはフィデルマさん以外にも乗客がいて、
それがかつての恋人となれば、
ココロ穏やかな巡礼の旅、どころじゃありません。
そうこうするうち、
船内に異変が……!
「ぐぅるぅる!」(←訳:じゃじゃん!)
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ええ、↑こちらが、下巻になりますよ。
船内で異変が――
事件が起きたなら、
法に仕える弁護士の出番です。
捜査の全権を
船長さんから委ねられたフィデルマさんは、
しかし、
元カレの存在ゆえでしょうか、
どうにも冷静ではいられません。
この船で何が起きたのか、
起ころうとしているのか、
真相は……?
「だいこんらんのォ、にんげんもようゥ!」
「がるるるるるる!」(←訳:見極めないとね!)
7世紀のアイルランド?
それってもうあんまり遠過ぎて
ファンタジーの領域だよ!
と言いたくなりますが、
上巻の冒頭には地図と
歴史的背景の解説、
巻末には訳注が掲載されています。
下巻の巻末にも訳注と
訳者さんのあとがきがありますので、
焦らず、
ゆっくりペースで
フィデルマさんの謎解き冒険譚を
楽しんでみてくださいね。
西洋史好きな活字マニアさんには
特におすすめですよ~♪