「こんにちわッ、テディちゃでス!
るるゥ~♪ごがつはァ~ばらのォはなァ~♪」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!花の王さま!)
こんにちは、ネーさです。
5月に入った途端、
ふっくらとバラの花が咲き始めました。
サクラもいいけどバラは格別よね~♫
と頬をゆるめながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 東京人 2021年6月号 ――
『都市を味わい、都市を批評し、都市を創る』をテーマとする
月刊誌『東京人Tokyojin』の最新号は、
都市・東京に花咲くミステリ小説を大特集!
「おおッ! ひょうしをォかざるはァ~…!」
「ぐるがる!」(←訳:乱歩さん!)
真っ赤な夕焼け空を背景にたたずむ、
江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)さん――
本名は平井太郎(ひらい・たろう)さん。
ミステリ好きな活字マニアさんは、
にやり♪とするに違いない表紙デザインですが、
内容もファンタスティックですよ。
メインの特集は、
《地図と写真で旅する江戸東京探偵散歩》。
”主役“はもちろん、
お江戸の頃から、
維新・明治の帝都、
近代、そして現代と、
東京を舞台に活躍する
名探偵さんたち。
そして、彼らが拠点とした《町》は、
名探偵の“共演者”的な位置づけでしょうか。
「ぎんざにィ、しんじゅくゥ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:神田に歌舞伎町!)
岡本綺堂さんの『半七捕物帳』、
横溝正史さんの『人形佐七』の神田。
宮部みゆきさんの『ぼんくら』は深川。
江戸川乱歩さんの『明智小五郎』さんは、
お茶の水に。
若竹七海さんの『葉村晶』さんは、吉祥寺。
東側篤哉さんの執事『影山』さんは、国立。
「とうきょうゥ、ひろいィのでスゥ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:下町にビジネス街!)
海外のミステリ作家さんの目に映るトウキョウは……
えーと、まあちょっとね、
微妙にズレてる箇所や解釈があって、
苦笑いしちゃったり。
令和の探偵さんたちは、
都心部よりも
下北沢や高円寺がお気に入りなかなぁ、と
郊外の路線図を見直してみたり。
面積の点では広大ではなくとも、
摩天楼も住宅街も
海も山も島もある東京は、
作家さんにとっては
使い勝手のいい土地、なのかもしれませんね。
「とちもォ、にんげんもォ~」
「がるぐるるる!」(←訳:色々なんです!)
ロンドンがシャーロック・ホームズさんの、
パリがアルセーヌ・ルパンさんの都市(まち)だとしたら、
東京は……
明智小五郎さんと怪人二十面相さんの都市、
と言えましょうか。
ミステリ好きさんにも
歴史好きさんにも
地図マニアさんにもおすすめの一冊です。
《探偵小説に描かれた、
ミステリアスな追憶の東京》の散歩を、
ぜひ、体験してみてくださいね~♫
るるゥ~♪ごがつはァ~ばらのォはなァ~♪」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!花の王さま!)
こんにちは、ネーさです。
5月に入った途端、
ふっくらとバラの花が咲き始めました。
サクラもいいけどバラは格別よね~♫
と頬をゆるめながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 東京人 2021年6月号 ――
『都市を味わい、都市を批評し、都市を創る』をテーマとする
月刊誌『東京人Tokyojin』の最新号は、
都市・東京に花咲くミステリ小説を大特集!
「おおッ! ひょうしをォかざるはァ~…!」
「ぐるがる!」(←訳:乱歩さん!)
真っ赤な夕焼け空を背景にたたずむ、
江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)さん――
本名は平井太郎(ひらい・たろう)さん。
ミステリ好きな活字マニアさんは、
にやり♪とするに違いない表紙デザインですが、
内容もファンタスティックですよ。
メインの特集は、
《地図と写真で旅する江戸東京探偵散歩》。
”主役“はもちろん、
お江戸の頃から、
維新・明治の帝都、
近代、そして現代と、
東京を舞台に活躍する
名探偵さんたち。
そして、彼らが拠点とした《町》は、
名探偵の“共演者”的な位置づけでしょうか。
「ぎんざにィ、しんじゅくゥ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:神田に歌舞伎町!)
岡本綺堂さんの『半七捕物帳』、
横溝正史さんの『人形佐七』の神田。
宮部みゆきさんの『ぼんくら』は深川。
江戸川乱歩さんの『明智小五郎』さんは、
お茶の水に。
若竹七海さんの『葉村晶』さんは、吉祥寺。
東側篤哉さんの執事『影山』さんは、国立。
「とうきょうゥ、ひろいィのでスゥ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:下町にビジネス街!)
海外のミステリ作家さんの目に映るトウキョウは……
えーと、まあちょっとね、
微妙にズレてる箇所や解釈があって、
苦笑いしちゃったり。
令和の探偵さんたちは、
都心部よりも
下北沢や高円寺がお気に入りなかなぁ、と
郊外の路線図を見直してみたり。
面積の点では広大ではなくとも、
摩天楼も住宅街も
海も山も島もある東京は、
作家さんにとっては
使い勝手のいい土地、なのかもしれませんね。
「とちもォ、にんげんもォ~」
「がるぐるるる!」(←訳:色々なんです!)
ロンドンがシャーロック・ホームズさんの、
パリがアルセーヌ・ルパンさんの都市(まち)だとしたら、
東京は……
明智小五郎さんと怪人二十面相さんの都市、
と言えましょうか。
ミステリ好きさんにも
歴史好きさんにも
地図マニアさんにもおすすめの一冊です。
《探偵小説に描かれた、
ミステリアスな追憶の東京》の散歩を、
ぜひ、体験してみてくださいね~♫