テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 読まずには、暮らせない ~

2021-05-11 22:29:41 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァ~…はかないィゆめェ、だッたのでス~…」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!泣きたい~!)

 こんにちは、ネーさです。
 東京国立博物館をはじめ、
 開館を発表していたミュージアムは、
 一転、臨時休館続行となりました……
 結局『鳥獣戯画』には会えないのね……
 と落ち込むココロを、
 さあ、読書タイムで励ましましょう!
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
    ―― わたしの、本のある日々 ――



 著者は小林聡美(こばやし・さとみ)さん、
 2021年2月に発行されました。
 2016年から2020年にかけて
 『サンデー毎日』に連載された読書エッセイ『本のある日々』、
 そして巻末には、
 酒井順子さんとの対談
 《わたしたちの、本のある日々》
 が収録されています。

「たのしきィはァ~♪」
「ぐるがるぐる!」(←訳:本のある日々!)

 ええ、本がなくては
 一日も生きてゆけそうにない私たちとしては、
 ワクワクさせられる題名の御本ですわね。
 が。

 冒頭の『まえがき』に、
 意外な事実が?

  《正直、
   わたしは読書家ではないのだ。》

 ↑この告白にギョギョっとさせられ、

  《読書家でなくとも、本は読む。
   本は好きだ。》

 の言葉にホッとさせられ。

「さすがはァ、じょゆうゥさんッ!」
「がるぐる!」(←訳:変幻自在!)

 読書家ではない、ですって?

 いえいえいえ、
 目次のページを見ただけでもう、
 ”読書家ではない”発言は謙遜だと分かります。

 本文は大きく、

 Ⅰ『出会いと気づきの日々』
 Ⅱ『言葉のふしぎ』
 Ⅲ『先輩たちの本』
 Ⅳ『愉しいひとり暮らし』
 
 という4つのパートに分けられていて、
 理系ノンフィクション、
 小説、
 児童文学、
 俳句の本、
 旅や山歩きの本、
 猫の本、
 音楽の本に随筆に……と、
 小林さんのハートを射抜いた書物たちが
 ずらりと挙げられています。

「むむむッ! これェ、おもしろそうゥ~!」
「ぐっるるる!」(←訳:こっちのも!)

 小林さんの文章を読んで、
 これ読んでみたい!と、
 私ネーさが思ったのは、

 佐野洋子さん著『ぼくの鳥あげる』
 平松洋子さん著『肉とすっぽん』
 嵐山光三郎さん著『猫のほそ道』
 倍賞千恵子さん著『倍賞千恵子の現場』
 横尾忠則さん著
 『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』
 串田孫一さん著『遥かなる山脈』……

 はい、さっそくリストを作成いたしましたよ。
 次に書店さんへ行ったら
 探してみなくちゃ♪

「ほんやさァ~んッ!」
「がるぐるがる~!」(←訳:早く再開して~!)

 ネット書店さんもいい、んですけど、ね、
 やはり中~大規模の本屋さんの、
 アート本、映画本、
 写真集といったちょっとマイナーな御本のコーナーをね、
 いいのないかな~と、
 うろうろしてみたいんですよねえ。

「きんだんッしょうじょうゥ!」
「ぐるるるがるぐる!」(←訳:そろそろ限界です!)

 本のこと、
 日常のこと。
 毎日のささやかな、大切な出来ごと。

 本好きさんなら、
 活字マニアさんなら、
 共感せずにはいられない
 小林さんの読書エッセイ、
 お店やミュージアムが再開する日を待ちながら、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 
 
 
コメント
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