テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ うつくしき本の森へ ~

2021-05-26 23:34:46 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 みィ~えェ~なァ~いィ~!」
「ふぁるるぐるがる~!」(←訳:虎です!雲のせい~!)

 こんにちは、ネーさです。
 スーパームーン皆既月食は、
 はて、いずこ……?
 どうやら今宵のお月さまは雲に隠れてしまったようですが、
 次に日本国内で観測できる
 2022年11月8日の皆既月食を気長に待ちながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
       ―― 世界書店紀行 ――



 著者は金彦鎬(キム・オノ)さん、
 2021年4月に発行されました。
 『本は友を呼び、未来を拓く』と副題が付されています。

「ひゃほほゥ! ほんやさんめぐりィ~♪♫」
「ぐるるる~!」(←訳:いいなあ~!)

 世界各地の書店さん、
 古書の村や、
 古書店街を
 存分にめぐり歩く……。

 ああ、なんと羨ましい!
 わたしもそれやってみた~い!

 と思っているのは、
 私ネーさだけではありませんでしょう。

 ”世界の車窓から”ならぬ
 ”世界の本屋さんから”。

 そんなスッゴイことが出来ちゃったのは、
 著者の金彦鎬が出版界のおひとだから。

「なァるほどォ、それでェ~」
「ぐるるるがるるる?」(←訳:浮ついてないんだ?)

 出版人として、
 世界の書店を旅しながら
 自分が出版すべき
 本の主題を探す、という金彦鎬さん。

 本文は、
 《ヨーロッパ・アメリカの書店紀行》、
 《アジアの書店紀行》
 の2部で構成されていて、
 活字マニアさんにとっての
 ”夢の空間”が
 キラキラ輝いています。

 古書の村として知られる
 英国・ウェールズの
 『ヘイ・オン・ワイ』。

 ベルギー・ブリュッセルのおしゃれな
 『クック&ブック』。

 現代美術館のような、
 中国・上海市の
 『ゾン書閣』。
 
 東京・神田神保町の
 『北沢書店』。

「でもォ、ほんとゥにィゆきたいィのはァ~…」
「がるる!」(←訳:ここだ!)

 米国・ニューヨーク州の
 『ストランド・ブックストア』!

 愛書家の《聖地》とされる名店は、
 ”アメリカ的な本のスーパー”だと
 解説文にはありますけれど、
 お写真を拝見する限りでは、
 実に探検し甲斐のありそうな
 ”本の国”ですねえ♪

「わくわくわくゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:血がたぎる!)

 ずっと探してる本が、
 ここにあるかもしれない……

 そんな夢を思い描いてしまう
 《本屋さん案内書》は、
 活字マニアさんに、
 デザイン好きな方々に、
 おすすめの一冊です。

 日本の、世界中の、
 実店舗の本屋さんへのエールもこめつつ、
 皆さま、ぜひ手に取ってみてくださいな♪
 
 
  
コメント
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