テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 2022も名作再読! この子と散歩を ~

2022-07-24 20:59:21 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 るるゥ~おォ~しゃんぜりィぜェ~」

「がるる!ぐる~がぅるるるる~!」(←訳:虎です!おお~シャンゼリゼ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 3週間の長く熱い闘いは最終日を迎え、

 《ツール・ド・フランス2022》は

 間もなくパリに凱旋しようとしています。

 選手の皆さん、どうか無事にゴールに着いてね!と祈りつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♫

  

 

 

       ―― 動物のお医者さん ――

 

 

 著者は佐々木倫子(ささき・のりこ)さん、

 第1巻は1989年4月に発行されました。

 

「あッ! ちょびィ~!」

「ぐぅるがる!」(←訳:チョビくん!)

 

 ……あれは、数日前のことだったでしょうか。

 ツィッターで

 《わたしを作った少女マンガ5冊》

 というタグがトレンド入りしていまして。

 

 わあ♪萩尾望都さんがいる~♪

 『訪問者』と『11人いる!』がいいなぁ♫

 『有閑倶楽部』! これはマストよね。

 『エロイカより愛をこめて』と『イヴの息子たち』!

 おー!内田善美さんの作品も!!

 などと、ついったらんどの呟きを大喜びで読んでいましたら。

 

 『動物のお医者さん』……!

 

 はい、もう大好きです!

 

「というゥわけでェ、ことしもォ~」

「がるぐるぅ!」(←訳:名作再読ぅ!)

 

 主人公・ハムテル(本当は光輝と書いてマサキと読みます)くん、

 地下鉄の駅まで近道しようと、

 夜の大学構内を歩いておりました。

 

 そこに、ガサっという音とともに現れたのが、

 1匹の仔犬。

 

 小さなくせに、

 般若のごとき顔をしていましたから、

 ハムテルくんの友人の二階堂くんなぞ、

 ギャ~ッと叫んでしまったほどでした。

 

 どこから来たんだ? 飼い主さんは?

 と慌てるまでもなく、

 責任者らしき人物……学生さんたちに

 教授!と呼ばれる白衣の男性が出現し、

 ハムテルくんの家が一戸建てだと知るや、

 言い放ちます。

 

  キミは将来

  獣医になる!

  

 そうして、仔犬をぽんとハムテルくんの手に。

 

「うふふふふッ♫」

「ぐるるるがぅっるる!」(←訳:見込まれちゃったね!)

 

 かくして、

 仔犬は受験生ハムテルくんの家族となり、

 やがて、『チョビ』なる名を得ます。

 古いけれど大きなお家で、

 チョビくんの犬生は安泰……と言いたいのですが。

 

 最強生物ヒヨちゃん(白色レグホン)、

 祖母の飼い猫ミケちゃんが、

 既にハムテルくんの家・西根家を

 テリトリーとしていたのでした。

 

 はたして般若犬チョビくんの運命は?

 ハムテルくんは大学に合格して

 獣医の道を進むのか?

 ついでに二階堂くんの将来はどうなる?

 

「むふふふゥ!」

「がるぐるがるる!」(←訳:その先は秘密で!)

 

 スナネズミに、ブタに、馬、モモンガ。

 そして、彼らにも増して個性強烈な人間たち。

 

 久しぶりに読み返したら、

 忘れていた箇所もたくさんあって、

 新鮮な気持ちで大笑いしたり、

 そうよね~と頷いたり、

 腹筋がイタくなりました。

 これぞ、まさに名作!

 

 読んだことあります♪という方々は、

 夏の読書タイムに

 再読してみてくださいね。

 噂には聞いてるけどまだ読んでない!という御方は、

 この機会に手に取ってみてくださいな。

  

 ↑上の画像は『花とゆめ』コミックス版(全12巻)ですが、

 現在は、愛蔵版(全6巻)や、

 電子書籍も発売されていますよ。

 

 それにしても、再読って楽しいものですね。

 現在、あれやこれや他の作品も読み返してみようかなぁ、

 と本棚を点検しております。

 皆さまも、愛するマンガや小説の再読を、ぜひ♫

 

 

 

 ☆追記です☆

 萩尾望都さんがアイズナー賞を受賞したと

 先日報道されました!

 そして伊藤潤二さんも受賞!

 おめでとうございます!!

「やッたのでスゥ!」

「ぐるるがる~!」(←訳:大拍手です~!)

 

 

 

 

コメント
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