「こんにちわッ、テディちゃでス!
るるゥ~おォ~しゃんぜりィぜェ~」
「がるる!ぐる~がぅるるるる~!」(←訳:虎です!おお~シャンゼリゼ~!)
こんにちは、ネーさです。
3週間の長く熱い闘いは最終日を迎え、
《ツール・ド・フランス2022》は
間もなくパリに凱旋しようとしています。
選手の皆さん、どうか無事にゴールに着いてね!と祈りつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♫
―― 動物のお医者さん ――
著者は佐々木倫子(ささき・のりこ)さん、
第1巻は1989年4月に発行されました。
「あッ! ちょびィ~!」
「ぐぅるがる!」(←訳:チョビくん!)
……あれは、数日前のことだったでしょうか。
ツィッターで
《わたしを作った少女マンガ5冊》
というタグがトレンド入りしていまして。
わあ♪萩尾望都さんがいる~♪
『訪問者』と『11人いる!』がいいなぁ♫
『有閑倶楽部』! これはマストよね。
『エロイカより愛をこめて』と『イヴの息子たち』!
おー!内田善美さんの作品も!!
などと、ついったらんどの呟きを大喜びで読んでいましたら。
『動物のお医者さん』……!
はい、もう大好きです!
「というゥわけでェ、ことしもォ~」
「がるぐるぅ!」(←訳:名作再読ぅ!)
主人公・ハムテル(本当は光輝と書いてマサキと読みます)くん、
地下鉄の駅まで近道しようと、
夜の大学構内を歩いておりました。
そこに、ガサっという音とともに現れたのが、
1匹の仔犬。
小さなくせに、
般若のごとき顔をしていましたから、
ハムテルくんの友人の二階堂くんなぞ、
ギャ~ッと叫んでしまったほどでした。
どこから来たんだ? 飼い主さんは?
と慌てるまでもなく、
責任者らしき人物……学生さんたちに
教授!と呼ばれる白衣の男性が出現し、
ハムテルくんの家が一戸建てだと知るや、
言い放ちます。
キミは将来
獣医になる!
そうして、仔犬をぽんとハムテルくんの手に。
「うふふふふッ♫」
「ぐるるるがぅっるる!」(←訳:見込まれちゃったね!)
かくして、
仔犬は受験生ハムテルくんの家族となり、
やがて、『チョビ』なる名を得ます。
古いけれど大きなお家で、
チョビくんの犬生は安泰……と言いたいのですが。
最強生物ヒヨちゃん(白色レグホン)、
祖母の飼い猫ミケちゃんが、
既にハムテルくんの家・西根家を
テリトリーとしていたのでした。
はたして般若犬チョビくんの運命は?
ハムテルくんは大学に合格して
獣医の道を進むのか?
ついでに二階堂くんの将来はどうなる?
「むふふふゥ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:その先は秘密で!)
スナネズミに、ブタに、馬、モモンガ。
そして、彼らにも増して個性強烈な人間たち。
久しぶりに読み返したら、
忘れていた箇所もたくさんあって、
新鮮な気持ちで大笑いしたり、
そうよね~と頷いたり、
腹筋がイタくなりました。
これぞ、まさに名作!
読んだことあります♪という方々は、
夏の読書タイムに
再読してみてくださいね。
噂には聞いてるけどまだ読んでない!という御方は、
この機会に手に取ってみてくださいな。
↑上の画像は『花とゆめ』コミックス版(全12巻)ですが、
現在は、愛蔵版(全6巻)や、
電子書籍も発売されていますよ。
それにしても、再読って楽しいものですね。
現在、あれやこれや他の作品も読み返してみようかなぁ、
と本棚を点検しております。
皆さまも、愛するマンガや小説の再読を、ぜひ♫
☆追記です☆
萩尾望都さんがアイズナー賞を受賞したと
先日報道されました!
そして伊藤潤二さんも受賞!
おめでとうございます!!
「やッたのでスゥ!」
「ぐるるがる~!」(←訳:大拍手です~!)