「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふわわァ~…もうゥ、ふらふらァ~…」
「がるる!ぐるるがるるる~…」(←訳:虎です!暑さにフラフラ~…)
こんにちは、ネーさです。
厳し過ぎるこの暑さ……
とにもかくにも熱中症で倒れないよう心掛けながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本で、しばしの小旅行気分を、どうぞ~♫
―― 国立科学博物館のひみつ ――
著者は成毛眞(なるけ・まこと)さん、
監修は国立科学博物館の皆さん、
2017年3月に発行されました。
『National Museum of Nature and Science Global Gallery』
と英語題名が、
『地球館探検編』と日本語副題が付されています。
「そうごうゥかがくのォ、はくぶつかんッ!」
「ぐるるがーる!」(←訳:恐竜がドーン!)
博物館マニアさんは《科博》という略称で呼ぶ
国立科学博物館は、
1877(明治10)年に創立された
日本で最も歴史ある博物館のひとつにして、
国内の唯一の、
総合科学博物館です。
所蔵する貴重な資料は、440万点!
博物館の施設は、
上野公園内の日本館と地球館、
筑波地区の研究施設と実験植物園、
白金台にある附属自然教育園があり、
この御本では
上野の地球館・筑波実験植物園・付属自然教育園
が紹介されていますよ。
「ひろいィ~ッ!」
「がる~ぐるがるるる!」(←訳:いや~まだ足りない!)
地球館の館内に展示されているのは、
各ジャンルの専門家さんたちが収集した
動物、植物、鉱物などの標本資料や、
科学技術の発展に貢献した機械・機具類、
それに、偉大な学者さんたちの功績・年表等も。
「しょもつもォ、ありまスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:あの名作!)
私たち活字マニアにとって見過ごせないのは、
伊能忠敬さんが測量した地図、
世界初の農学書『養蚕秘録』(1803年頃)、
そしてあの、
『解体新書』(1774年刊行)!
なぁるほど、『解体新書』って、
東京国立博物館でも国会図書館でもなく、
《科博》に収蔵されてるんですか……!
あ~でもやっぱり、
大型動物の剥製や、
『バッキ―』と命名された
ティラノサウルスの全身復元骨格も
ド迫力があっていいわね。
恐竜好きさん&図鑑マニアさんは歓喜だわ♪
「ほんもののォ、じゅらしッくゥ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:マンモスもいるよ!)
上野の街を一望できる屋上には
ハーブガーデンも作られていて、
《科博》の象徴ともいえる地球館。
比べてみると、
筑波実験植物園、
附属自然教育園は、
ちょっと地味ですけれど、
いえいえ、
素朴で、質実で……いい味だしてますぅ♫
「みどりがァ、すてきィでスゥ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:まことのオアシス!)
先日、展覧会情報で触れましたように、
現在は『化石ハンター 展』が
開催されている国立科学博物館。
昨日と今日の状況を鑑みるに、
人の多い都心部へ
レジャー目的でお出掛けするのは
たいぶ難しいことになってしまいました……
が、いつかはあれもこれも好転すると信じて。
自由に、気楽に、
お出掛けできる日が戻ってくると願って。
それまでは、お家でのんびり、
書物をひもといての
紙上《科博》めぐりを、
皆さま、ぜひ~♪
(戸外でお仕事をして下さっている方々、
医療関係者の方々に心から感謝しつつ……
せめて、この猛暑が一日も早く終わりますように……)