テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 地球めぐり 古代から現代まで ~

2022-07-29 20:59:20 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふわわァ~…もうゥ、ふらふらァ~…」

「がるる!ぐるるがるるる~…」(←訳:虎です!暑さにフラフラ~…)

 

 こんにちは、ネーさです。

 厳し過ぎるこの暑さ……

 とにもかくにも熱中症で倒れないよう心掛けながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本で、しばしの小旅行気分を、どうぞ~♫

  

 

 

     ―― 国立科学博物館のひみつ ――

 

 

 著者は成毛眞(なるけ・まこと)さん、

 監修は国立科学博物館の皆さん、

 2017年3月に発行されました。

 『National Museum of Nature and Science Global Gallery』

 と英語題名が、

 『地球館探検編』と日本語副題が付されています。

 

「そうごうゥかがくのォ、はくぶつかんッ!」

「ぐるるがーる!」(←訳:恐竜がドーン!)

 

 博物館マニアさんは《科博》という略称で呼ぶ

 国立科学博物館は、

 1877(明治10)年に創立された

 日本で最も歴史ある博物館のひとつにして、

 国内の唯一の、

 総合科学博物館です。

 

 所蔵する貴重な資料は、440万点!

 

 博物館の施設は、

 上野公園内の日本館と地球館、

 筑波地区の研究施設と実験植物園、

 白金台にある附属自然教育園があり、

 この御本では

 上野の地球館・筑波実験植物園・付属自然教育園

 が紹介されていますよ。

 

「ひろいィ~ッ!」

「がる~ぐるがるるる!」(←訳:いや~まだ足りない!)

 

 地球館の館内に展示されているのは、

 各ジャンルの専門家さんたちが収集した

 動物、植物、鉱物などの標本資料や、

 科学技術の発展に貢献した機械・機具類、

 それに、偉大な学者さんたちの功績・年表等も。

 

「しょもつもォ、ありまスゥ!」

「ぐるがる!」(←訳:あの名作!)

 

 私たち活字マニアにとって見過ごせないのは、

 伊能忠敬さんが測量した地図、

 世界初の農学書『養蚕秘録』(1803年頃)、

 そしてあの、

 『解体新書』(1774年刊行)!

 

 なぁるほど、『解体新書』って、

 東京国立博物館でも国会図書館でもなく、

 《科博》に収蔵されてるんですか……!

 

 あ~でもやっぱり、

 大型動物の剥製や、

 『バッキ―』と命名された

 ティラノサウルスの全身復元骨格も

 ド迫力があっていいわね。

 恐竜好きさん&図鑑マニアさんは歓喜だわ♪

 

「ほんもののォ、じゅらしッくゥ!」

「がるるるるぐるる!」(←訳:マンモスもいるよ!)

 

 上野の街を一望できる屋上には

 ハーブガーデンも作られていて、

 《科博》の象徴ともいえる地球館。

 

 比べてみると、

 筑波実験植物園、

 附属自然教育園は、

 ちょっと地味ですけれど、

 いえいえ、

 素朴で、質実で……いい味だしてますぅ♫

 

「みどりがァ、すてきィでスゥ!」

「ぐるるるがるるる!」(←訳:まことのオアシス!)

 

 先日、展覧会情報で触れましたように、

 現在は『化石ハンター 展』が

 開催されている国立科学博物館。

 

 昨日と今日の状況を鑑みるに、

 人の多い都心部へ

 レジャー目的でお出掛けするのは

 たいぶ難しいことになってしまいました……

 

 が、いつかはあれもこれも好転すると信じて。

 自由に、気楽に、

 お出掛けできる日が戻ってくると願って。

 

 それまでは、お家でのんびり、

 書物をひもといての

 紙上《科博》めぐりを、

 皆さま、ぜひ~♪

 

 

 

 

 (戸外でお仕事をして下さっている方々、

  医療関係者の方々に心から感謝しつつ……

  せめて、この猛暑が一日も早く終わりますように……)

 

 

コメント
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