写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎巡り」
※旅の概要はのちほど※
写真上:伊王島のシンボル「馬込教会」 白く映えて美しいゴシック建築
前回のブログでは「*** 明日に続く ***」と書いたのに、あれよあれよという間に一週間も経過して、ごめんなさい。言い訳ですが、「米朝首脳会議」が開催されるというのに、あいよっこ的妄想を書くことを躊躇しました。
さて史上初の会議を各メディアも大きく取り上げていますが、南北首脳会議からの一連の報道では、「政治ショー化」「ドラマ的演出」を強く感じます。特にトランプ大統領の、内容よりもTV映りを気にする姿勢にはとっても違和感あり! 異例の「プロモーションビデオ」放映をはじめ、奇妙な場面も多かったですね~?
そのひとつが、アメリカという軍事大国にしては意外なほどジョンウンさんに対して「やたら褒めまくり、気を遣ってリードしている」と感じたことです。他方、カメラマンには「みんないい写真撮ってくれるよね。かっこ良く、ハンサムで痩せているようにね!」って、ユーモアのつもり?本心は揶揄したいところなのかな?
ところが肝心の内容については「どうやら北の勝ち!」に賛成です。まあ、これまでいがみ合っていた両国首脳が会って和やかに話し合いをし、共同声明に署名した、これだけでも「成功」と言えなくはないでしょうが、期待も大きかっただけに正直「肩すかし感」も否めません。
会議に参加したアメリカ団には専門家、強硬派などのメンバーもいたのに、なぜこの内容でOKを出したのか?元来勝負師のトランプ大統領がなぜ、喜びに満ちて署名したのか? メディアの議論からもよくわかりません。
そもそも「北朝鮮の非核化」がメインテーマであるはずなのに「核ミサイルはどこまで完成しているのか?」「どのくらいの脅威なのか?」がないです。そこを明らかにしたのちに「非核化のプロセスをどう進めるのか」が決まるのではないの? トランプさんは直接会って、一番肝心なところを聞くことはできたのか?できなかったのか?「世界の監視役」を自認する軍事家や核兵器の専門家も多くいるはずなのに、あまりにも変だっ~!(興奮気味)
こうした状況もあるのでしょうか、ネットでは「北を動かしているのは金正恩ではない」という情報も出てきました。見た目リーダーを気取りつつ一貫性のないトランプさんと、今回は全般に緊張気味で、時に不安気なようすもうかがえたジョンウンさん、(もしかしたらどちらも?)「役者」として見ると理解できるな~。すみません興奮しすぎの妄想モードです。
会議の感想はこれくらいにして、前回ブログの続き「北朝鮮の核兵器、核ミサイル保有数」についてです。
前回のランキングで北朝鮮は第9位・20発、としていましたが、最近ではTBS・TV「ひるおび」コメンテーターの中林美恵子氏などの「最大60個くらい」が一般的になっているようです。さらに多いと言うのは参議院議員の青山繁晴氏です。5/19関西TV「胸いっぱいサミット」で「・・・北朝鮮が保有している核弾頭ミサイルは、朝日新聞が12発とし、日本分析で27発、アメリカ分析では最大80発としている」と説明しました。
そして「北朝鮮の中距離核弾道ミサイルは完璧に完成していて、すべて日本に向けて実戦配備されている。(たとえば)日本の大阪を照準にしていると、約5分間で到達する」などと話されました。
もちろん日本の防衛対策やリスク回避、さらには憲法改正によって軍事オプションを持つのが重要なことは理解できますが、核ミサイルの数などはすべて推測なので、やや北の脅威を強調し、恐怖をあおっているように感じてしまいました・・・。
思い起こせば去年の段階では、アメリカ高官が「北の核兵器の実態については誰も知らない」とコメントしていた記憶があります。つまりアメリカにもさまざまな説・推測があり、環境・状況の変化によっても、数が変わって来るのかなあ、と考えたりします。
*** 続く ***
写真下:伊王島人口の約半数がカトリック教徒です
写真上:岩戸神社は深い森のなかに鎮座し、荘厳な雰囲気が漂っている。
洞穴の高さ40mから落ちるしずくは「西郷川」の源流に
写真下:向かって右側の4洞穴は縄文時代以前の住居跡とされる
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