写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎めぐり」
写真上:生月島の北端にある「大バエ灯台」から東シナ海を。深いブルー!
「早く書かなきゃ」と思いつつ、かなり妄想的文章になるなあと躊躇している間に時が過ぎます。ま、こういった考え方もできるよ、というカンジで受け止めて下さいね。
以前のブログで「バングラディシュ銀行・90億円不正送金事件」に北朝鮮がかかわっているらしい、という話をしました。NHKスペシャル:金正恩の野望 第三集「核・ミサイル隠された真意」では実際にサイバー攻撃を担ったとされる「121局」の説明をしています。
「121局」は北朝鮮軍「偵察総局」の内部にあるサイバー攻撃に特化した部隊で、近年は優秀な人物約6000人規模に拡大しているとされます。しかし徹底的な秘密保持のために、各個人は自分の任務だけしか知らないそうです。前述したジョンウンさんの「10のキーワード」には「インターネット」が含まれ、「インターネットを利用して、核・ミサイルの情報や技術を入手する」ことに注力していると考えられます。
その一例として韓国で起きた奇妙な事件が紹介されます。韓国原子力発電所から「原子炉制御プログラム」「核燃料」など、関連する機密資料100点が流失し、後日ネットメディア「保安ニュース社」に「WHO AM I?」(私は誰?)と印刷された当該機密資料が送り返された、というもので、どうやら発信元がピョンヤンと特定されました。
だけどあの完璧な秘密主義のジョンウンさんが、愉快犯のようにわざわざ「私が盗んだよ」とお知らせするなんて、「こうしてネットからの情報で、核爆弾も核ミサイルも作れるよ」と言いたいみたいです。すると反対に「本当に核ミサイルを持ってるの?怪しい」ってカンジになるけどね~?
ジョンウンさんは発電所や保養所の視察をして「早くつくれ~!掃除をきちんとしろ~!」といった指導はもちろんしています。またミサイル製作や発射実験などを直接指揮・指導もまあできるでしょう。だけど、ここはあいよっこの偏見イメージですが、インターネット関連の情報収集やサイバー攻撃なども指揮・指導できるの?ネットに強い関心を持っていることと、実際に高度な知識や技術を持っていることは違いますし、ジョンウンさんがPCに向かって作業しているイメージは全くないし、そこまでの時間も興味関心もないでしょう。
「121局」の優秀な人材6000人はそれぞれが個人的活動をしていますが、するとジョンウンさんが統率しているわけですが、かなり能力や時間が必要です。たとえばバングラディシュ銀行の不正送金について米:カーティス・ジュークス氏は「…これまで誰もやったことのない犯罪を躊躇せずに行っている」と話しています。犯行場面では瞬時・瞬間ごとに適切な判断が重要で、相当強い判断権を持つ人物(あるいはチーム)の存在が不可欠でしょうねえ。
この優秀で的確な判断ができるサイバー攻撃者こそ、実は影の実力者だったりして!!!と思えてくるのです。実はジョンウンさんを外観していると、そんなに厳しい残虐者とも思えないし、アメリカ大国を手玉にとる悪賢さも感じられないので~す。
つまり北は「核兵器が完成したから外交政策を転向した」というより、「サイバー攻撃部隊が整った、あるいは(後述する)『クロス・ドメイン攻撃』や『電磁パルス攻撃』が整ったから転向した」という可能性だってあるのかも。
だって「核ミサイル一基製作費約90億円」とお金がかかる上に、使ったら全世界から攻撃され体制崩壊の危険性があるっていうのに対して、犯人が特定されにくく、濡れ手に粟のサイバー攻撃による90億円、さああなたならどっちを選びますか?
もしかしたら核兵器にこだわる時代はもう終わりに来ているのかも・・・。莫大なお金や維持管理、核のゴミ問題、さらに実際に使うことのできないバーチャル兵器より、ITテクノロジーやネット情報を活かすほうがお得ってことでしょう。今後の社会を考えるととっても怖いですが、もしかしたら「国」という単位はもちろんありますが、サイバー技術・知識で優位に立つ「個人単位」あるいは「団体・組織単位」で、世界・地域やサイバー空間を支配する、という形になってくるのかなあ・・・?『あな恐ろし!』
***次回は 「教えて!専門家の人たち『クロスドメイン攻撃』『電磁パルス攻撃』」***
大バエ鼻:「はえ」は海に突き出した岬状の岩礁のこと。高さ80m。
平戸島にある中国雰囲気漂う「鄭成功記念館・山門」
生月島の春日地域はことに棚田が美しい里
上に登るとさらに羽根が重なったような棚田があるようですが、時間が足らず残念!
代々秘匿され受け継がれてきた、贖罪の苦行に使われていた「オテンペンシャ」
教義の学習に使われていた「お札(おふだ)」
生月島(いきつきしま):「いきつきしま」という語感はちょっと珍しく、もうすこし丸くなる気がしますが、島名の由来が「大陸からの帰国者たちが船上から島を見つけて、『ホッと息をついた』と言われている」ことに納得。
生月島や平戸島には「かくれキリシタン文化」が多く残っています。
春日の里にあるま新しい「案内所」に寄ってみると、丁寧な案内があり、な~んと「明日ユネスコからの視察団が来る」とのことでした。
「世界文化遺産登録」 おめでとうございます!
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