私めが務める企業は、2007年末時点の従業員喫煙率 39%を、3年後の今年2010年末までに 30%未満(→毎年3%減)にすることを数値目標にして活動をしております。
昨年09年12月末時点の喫煙率が34.6%だった為、今年12月末に30%未満にする目標の達成は困難として、喫煙者全員に6月末までに禁煙サポートプログラムへの参加を義務付けるとか、6月以降の毎月給料支給日と年2回のボーナス支給日を全社禁煙デーにするとかの施策を実行してきました。
6月末時点の喫煙率調査結果が先日公表されました。 34.0%でした。
「日本たばこ産業(JT)」が8月11日に発表した今年5月時点での平均喫煙率=23.9%(男性=36.6%、女性=12.1%)よりはるかに高い喫煙率ですが、喫煙率の低い女性社員が少ない(約10%)ことと、喫煙率が高いと言われている現業系社員が多いことが原因だと思います。
また、6月末時点ではまだ大勢の喫煙者が禁煙サポートプログラムに参加中ですが、禁煙して1ヶ月経過してない人は喫煙者扱いです。
計算し易くして従業員が1万人だとすると、1%=100人、0.1%=10人ですから、今年前半の半年間で0.6%=60人が禁煙したことになります。 その内の一人が私めですわ。
今年末の30%未満を達成できるかどうかは、禁煙サポートプログラムに参加した人達の禁煙成功率次第です。 目標達成まであと4%減ですが、過去2年半で5%減(39%→34%)しか出来なかったことを考えると、残る半年で4%減は、普通ならまず達成できないでしょう。
しかしながら、禁煙サポートプログラムへの参加を、表面上とは言え「義務付けた」わけですし、現に大勢の人達が参加しておりますので、状況は大きく変っております。 喫煙者の禁煙サポートプログラムへの参加率を80%とすれば、禁煙成功率が15%程度でOKですので、これはひょっとしたら達成できるかもしれません。 10月からタバコが値上げされるので、ある意味喫煙者も必死で(?)禁煙するでしょうから…。
大相撲の野球賭博じゃぁありませんが、年末の喫煙率の数値そのものを対象にした「馬券」が社内のあちこちで売られております。 私めは29.5%(29.5%以上30%未満)を買いましたです、はい。 30%未満の目標は達成できると踏んだわけです。
さて どうなりますやら?? 来年初めが楽しみです。