秋にトンボなどの昆虫を撮影に行った里山で出会った人が教えてくれたマルバチシャノキ(丸葉萵苣の木) の果実です。 この木は比較的珍しい樹木だそうで、初夏に芳香のある白い小さな花をびっしりと丸く集団で咲かせるそうです。
(↓)の果実から花が想像できそうです。
憶えていたら、来年 花を撮って載せることにしましょう。
(↑近頃物忘れがひどくなって来ておりますし、1年も先のことですから全く保証できませんが…)
秋に実をつける樹は多いのですが、今日は3つ紹介します。
トキワサンザシ(常盤山査子) で、ピラカンサに似ております。 花は白です。
カマズミ で、実は真紅ですが、やはり白い花をつけるそうです。
冬に、これまたピラカンサに似た赤い実をつけるタラヨウ(多羅葉)です。
この木、葉の裏を傷つけると黒く変色するので字を書くことができるということで、インドで経文を書くのに使われた貝葉の原料であるヤシ科のタラジュ(多羅樹)という木に似ていることからタラヨウ(多羅葉)の名前の由来となっているそうです。 また、ハガキ(葉書)の元々の意味を作ったので「葉書の木」とも呼ばれます。
ので、葉を取って試し書きをしようと思ったんですが、(↓)のように高木で、葉には手が届きませんでした。(涙) 赤い実の成りようがお判り頂けると思います。