私めは09年2月から週3日勤務になり厚生年金と健康保険を脱退し、任意継続の企業健康保険に加入しました。 任意継続は最長2年間ですから、今年2月からは国民健康保険(国保)に加入しなければなりません。
会社の健康保険組合から、2年間の任意継続が満了したので被保険者の資格がなくなりましたから、添付の資格喪失証明書を持って市役所に行って国保への加入手続きをしてください、という先月2月21日付の通知が来ました。 お若い方々には珍しいもの(?)でしょうから、参考に載せておきます。
(↓)がその通知書です。
(↓)が資格喪失証明書です。
一方、昨年6月に国保の保険料を試算すると、年額57.2万円になり、その月割り額(=4,77万円/月)で今年2月から国保料を支払わねばならないと書きました。
先日 市役所で国保への加入手続きをしましたが、国保の保険料は、事前計算の通り、年額57.2万円でした。 正確に言えば、2月3月の2ケ月分で95,280円(=1年分は571,680円)です。
(↓)を参照。
昨年の任意継続の会社の健康保険組合の保険料は、年額ベースで362,087円ですから、国保になると約1.58倍になった訳です。 収入は減るのに健康保険料は上がる(=増える)という制度上の矛盾がもろに出ている状態です。
市役所では、国保への加入手続き、保険料支払いを口座振込みにする手続き、保険証を当日もらう手続きをするのに小一時間もかかりました。 私めは待っているだけです。 市役所職員の要領の悪さといいますか、意図的にゆっくり仕事をしているとしか思えない程のスローな行動には、怒鳴りつけてやろうかと思う程で、まったく困ったもんですわ。 市役所に行くと間違いなく血圧が急上昇しますわ。
と言いますのも、今年度(2&3月)分は3月末日納期ですが、口座振込み手続きに時間がかかり間に合わないので、私めが銀行で直接振込んでください、と言うので、納期まで1ヶ月以上もあるのに何故口座振込み手続きが出来ないのか? と意図的に(!)文句を言ってみましたら、何と係長が出てきましたが、銀行側で時間がかかるので間に合いませんの一点張りで、謝るばかりでした。
それと、来年以降の保険料の口座振込みは、一年分を一括して振込むか、分割して振込むかを決める際、一括前納振込みにしたら幾らか割引で安くなるのか? と これまた意図的に(!)聞いてみましたら、割引はありませんと言うので、市民が税金を滞納したら遅滞利子を加えるのに、一括前納納入するのに割引がないのはおかしいではないか、と言ってみましたら、国が税金類の一括前納割引を認めておりませんので、県や市町村でも、割引きはできないのです、ご理解ください、と これまた謝るばかりでした。
共に、自分(=市役所)の権限を越えている話なので、どうにも出来かねます、ということですわな。
ということで、もらってきた国保の保険証は、今までのクレジットカードのような厚いプラスチック製カードではなく、何か紙みたいな すぐに破れそうな 心もとない保険証でした。 有効期限は1年で、毎年7月末に新しい保険証が郵送されて来るんだそうです。 それでですかね、薄い紙みたいな保険証なのは…。
(↓) の上半分が表側で、下半分が裏側です。
(↑)の表側の右上部に「○退」の文字がありますが、これは国保でも退職被保険者証であることを示しております。 これは昭和59年にできた「退職者医療制度」で、医療の必要性が高まる企業退職後に国保に移ることで、国保の医療費負担が増大するので、企業に拠出金を出してもらって国保加入者の負担を軽減しようという狙いです。 65歳未満が対象ですが、企業拠出金をもらっている人ですよ、という区別識別だけで、個人としては医療費の負担割合とかは何ら変わりません。
(↑)でお分かりの様に、保険証の裏側には、臓器提供の意思表示を記入できるようになっておりました。 私めがどう記入したのか、それは ここでは公表しません。 おっ家内とは常々話し合っておりましたので、これを機に再確認して、相互に家族署名欄に署名しましたです。
はい、長くなりましたが、これで終わります。