前回の(4)で、カワセミが住める環境が残っている都市内の日本庭園で、常にカワセミに会えることができたこと書きました。(→ こちら)
そこで、私めが考えたのは、都市内でカワセミが住める環境が残っているような所は 他にないだろうか? と…。 つまり、柳の下の2匹目のドジョウ(鰌)を狙ってみようということですわ。
思いついたのが、お城のある公園です。 お城の周りの堀にはカワセミの食料になる淡水魚がいる。 但し、堀は石垣なのでカワセミの巣穴作りには不向きだが、お城の周囲の公園には巣穴が作れる土手があるはず。
ということで、無駄足を覚悟で、お城公園に出かけてみました。
これが何と またまた大当たりでした! 正に2匹目のドジョウでした!
番(つがい)の2羽が一緒に飛んでいるのを見ましたので、少なくとも2羽は住んでいます。 他にも違う個体が居るようなのですが、未だはっきりとは確認できていません。 一方、巣穴を作れるような大きな、それでいて 他者から身を守れそうな絶壁風の土手はお城公園内にはありませんでしたので、 どこに巣穴を作っているのかは、私めには未だ分かっておりませんが…。
たちまち お城の石垣で撮ったと判る写真を載せておきます。
カワセミは、ほぼ決まった数ヶ所の場所で狩りをします。 だから、そこにはカワセミの白い糞の痕が残っている場合が多いです。 勿論、「白い糞=カワセミの糞」とは必ずしも言えませんが…。
闇雲に歩き回ってもカワセミに出会える確率は低いので、狩り場になりそうな場所、例えば 止まり木になりそうな(水中から出ている or 水面上に突き出ている)木の枝(それも 枯れ枝)はないか? 白い糞の痕はないか? 等々と、注意深く眺めながら 歩いて見て回ることが、新しい場所で最初にすることです。
糞の痕が残るお城の石垣では、カワセミの狩り場、即ち 待ち伏せする場所を探し出すのは、比較的簡単でしたです、はい。
カワセミに出会えた場所は、このお城公園で 9ヶ所目です。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)