皆さまはご存知でしょうか? 来る 5月21日に金環日食 が見えるのを?
太陽が月と重なり、リング(指輪)のように輝く金環日食。
日本の太平洋沿岸の金環日食帯(→例えば、鹿児島市、高知市、和歌山市、静岡市、東京)では、5月21日の日の出直後の午前7時20分から37分まで金環日食が見えます。 金環日食帯から外れた地域でも、直径の9割程が欠け、三日月のような部分日食が見えます。
国内で見れる金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶりで、次は18年後の2030年に北海道で見えるそうです。 18年後に私めが元気で生きている保証はありません。 よって、私めは、その金環日食を撮影したいと強く思っております。 撮影には2つの課題があります。
先ず第1は、私めの住む街は、残念ながら金環日食帯から外れておりますので、金環日食帯内にある街に出掛けなければなりません。 金環日食は朝早くに始まりますから、前日はその街に宿泊する必要がありそうです。 つまり、1泊2日の金環日食撮影小旅行に出かけるのが解決策ですわな。 これは課題ではありませんかね。
第2は、金環日食を撮影する方法は?
虫メガネで太陽光を集めると、紙やらが発火するように、太陽の光はあまりにも強く、直接太陽を撮影するとデジカメの撮像素子が破壊されてしまうことは明白です。
太陽や金環日食の撮影方法をネットで調べた結果、最も簡単な方法は、太陽撮影用減光フィルターをレンズに取付けて撮影することです。
マルミ光機が、太陽光を何と10万分の1に減光するフィルターを、レンズ口径 58mm(定価 9,480円)と 77mm(定価 15,480円)の2サイズで販売しております。(→ マルミ光機のHPは こちら。 金環日食帯や時刻も示されています。)
私めが持っているキャノンのデジタル一眼レフカメラ Kiss X2 のレンズ口径は 58mmですから、減光フィルターをそのままレンズに取付けることができます。
ということで、マルミ光機の減光フィルター(58mm用)を、「価格。コム」で、送料・代引き手数料込みで1番安かった店舗から、 5,914円で買いましたです。 (↓) の右側が外箱で、左側の丸いプラスチックケース内の黒い円形部がフィルターです。
昨日届いたばかりですので、テスト撮影は未だです。 太陽が出ている天気のいい日にテスト撮影をして、結果を皆さんに見てもらう予定ですので、お楽しみに!
尚、今年は天文現象の当たり年のようでして、
(1) 6月4日には「部分月食」が見えます。
(2) 6月6日には金星が太陽の手前を横切る(太陽面通過)現象が8年ぶりに見えます。
次に見えるのは105年後(!)の2117年だそうですから、これも必見です。
(3) 8月14日未明、日の出前の細い月に金星が隠されてしまう「金星食」があります。
楽しみの多い1年になりそうです。 ワクワク! (笑)
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)