大寒波到来で、我が家のエアコンの外気温計は昨日3日朝7時でマイナス5℃で今季一番の寒さになりました。 瀬戸内海に面する当地でも、2日の夕方から3日朝にかけて雪が降り、3~5センチ位の積雪になりましたです。 道路も凍結しまして、とても珍しいことです。 昨日3日は一日中引きこもっておりましたです、はい。
さて、1月になって、毎日が日曜日状態になりましたので、今まで出来なかったことを少しづつやろうと思いまして、先ず庭木の剪定をやってみました。
ドングリが出来るコナラの枝が張出し過ぎていたので、あちこちの枝の根本からノコギリでバッサリと切り揃えました。 次に 門の樫の木が大きくなり過ぎていたので、これもノコギリで芯を止めようとハシゴに登ると、かなり上方の枝で見つけました、スズメバチの巣を! (↓) 真冬なので、既に危険な居住者は居らず、安心して落としました。 手前の赤いハサミが20cmですから、ほぼ同じ20cm位の大きさ(長さ)です。
巣の外側の模様が美しい(?)ので、ちょっと調べてみました。
巣の外皮は、朽ち木や生きた樹木の樹皮をかじり取って、細かく噛み砕いて唾液を混ぜて表面に貼っていきますが、あちこちで巣材を集めてくるため、材料の違いから外皮の表面には特徴のある貝殻状の模様ができるんだそうです。 巣の側面に開いた丸い穴が出入り口です。
木の枝に巣をつくるスズメバチは、コガタスズメバチという種類だそうです。 コガタ(小型)といっても体長は3cm位あって、目が大きく体つきも精悍で、あなどれないハチだそうです。 庭仕事や剪定で巣をゆらしてしまったために攻撃される割合が、スズメバチによる刺傷被害全体の7割位を占めるとのことです。 つまり、私めが如何に長いこと庭木の剪定をサボっていたかの証拠ということですわな。(汗;)
巣をほぼ中央で割って内側の巣盤を見たのが(↓)です。
ハサミと比べると、巣の直径もほぼ20cm位ですね。 巣盤は何段にもなっておりました。 写真の巣盤だけで100室位ありますので、10段だと1000室(=匹)のハチが生まれたことになります。 まったく よく襲われなかったものです。
ちなみに、よくハイキング客や登山客を襲うのは、よく地面の穴(←閉鎖空間)の中に巣を作るオオスズメバチで、軒下や天井裏に大きな丸い巣をつくるのがキイロスズメバチだそうです。
同じ場所に巣を作るのかどうかは判りませんが、春からちょっと注意して見回ろうと思います。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)