年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

読書2冊 (2012年4月)

2012年05月01日 | 日々雑感

先月4月に読んだのは、本屋大賞の第1位、第2位になった本です。


1冊は、毎年買って読むと決めている「本屋大賞」受賞作、即ち、今年2012年の大賞受賞作、三浦しをん著 「舟を編む」(光文社刊、259頁、¥1,500+税)を読みましたです。 大賞受賞前の帯(↓)には10万部突破とありますが、大賞受賞後の最近の広告には40万部突破とありました。

(↑の大きい画像はありません。 ↑で十分大きいので…。)

辞書編集部を舞台に、新しい辞書を刊行しようと20年間努力してきた「変人」達の情熱と愛の物語りです。 三浦しをんの熟練した筆使いが冴えており、安心して読めましたです。 内容的には、登場人物の設定が判り易く読み易く、万人受けするのでしょうが、少し物足りなさを感じましたです。


もう1冊は、今年の本屋大賞第2位、高野和明著 「ジェノサイド」(角川書店刊、590頁、¥1,800+税)です。(↓)   <ジェノサイドとは、genocide、大量殺戮(さつりく)の意味です>

(↑の大きい画像はありません。 ↑で十分大きいので…。)

これはミステリー小説なのか? エンタメ(娯楽)小説なのか? SF小説なのか? とてつもなく壮大なスケールの想像力を持った作家だと感嘆しましたです。 山田風太郎賞受賞が納得できますね。 本屋大賞第2位決定直後に40万部突破と帯にあります。 それも納得できます。


いつもの通り 上記2冊の本は市立図書館に寄贈する予定です。 


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