ホトトギス (杜鵑) はカッコウの仲間で、特徴的な鳴き声と、(主にウグイスに) 托卵 する習性で知られている 夏の季節の到来を告げる 代表的な渡り鳥( 夏鳥 )です。
ホトトギス 雄 の鳴き声の「 聞きなし 」としては「 特許許可局 (トッキョ キョカキョク) 」が有名で、もっと古くは「 本尊掛けたか 」 や 「 テッペンカケタカ 」 が知られています。
初夏の里山を歩いているとホトトギスのオスの鳴き声があちこちから聞こえてきます。 澄み切った遠くまで響き渡るような大きな鳴き声が頭上(?)から聞こえてきたので、辺りを探してみると、遠くの枯れ木の頂上で鳴いているホトトギス雄の姿を発見しました。
遠いのと逆光だったので綺麗な画は撮れませんでしたが、「特許許可局」と鳴いているホトトギス雄の姿を 目と耳でしっかり確認できましたです。
ホトトギスは 体上面は灰色で、翼と尾羽は黒褐色、胸と腹は白色で、黒い横縞があります。 この横縞はカッコウやツツドリよりも太く 数が少ないのが特徴です。 尚、ホトトギスのメスは喉にも横縞があります。
ホトトギスの目のまわりには黄色のアイリングがありますが、遠いのと逆光の上に見上げる位置だったので、(↑)や(↓)では判別できません。
尚、このブログで取上げたカッコウの仲間としては ジュウイチ(→ こちら) に次いで2番目の紹介になります。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)