ウミアイサ (海秋沙) は、冬鳥 として日本に渡来する鴨の仲間で、雌雄ともに後頭部に冠羽 があるのが特徴で、海に潜って魚を捕らえて食べる潜水ガモ(=魚食ガモ) です。
過去にウミアイサの姿を見て頂いた時には、オスは大きな姿でしたが、メスは小さい姿しか見てもらっていませんでした(→ こちら)ので、今日は メスの大きな姿 を見て頂きましょう。
ボサボサ頭のヤンキー女子です。
餌の魚を求めて潜る直前の姿です。
潜りから水面に出て来たばかりで ボサボサ髪が水に濡れて梳かれたようになっている姿です。
ちなみに、名前の「アイサ」は「アキサ」の音変化で、漢字で「秋沙」と書くように「アキサ」の「アキ」は「秋」のことで、「サ」は「早い」のサと「去る」のサの二説あるようですが、アイサは冬鳥なので「秋去鴨」、つまり 秋が去った頃に来る鴨と考えるのが自然でしょうね。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)