今冬は日本だけでなくシベリアや中国北部も暖冬で、日本に飛来する冬鳥の数も種類も大変少ないようです。
そんな中で今年2016年早々に出会えた冬鳥 がミヤマホオジロ (深山頬白) で、雌雄ともに冠羽 (頭頂の伸びた羽毛)があるのが特徴です。
ミヤマホオジロのオスは眉線と喉部が黄色なのが特徴です。
(↓)のように、ミヤマホオジロのオスは、嘴(くちばし)の基部から眼を通り後頭部へ続く黒い筋状の斑紋(過眼線)が特徴です。(→ メスは濃い褐色)
つまり、ミヤマホオジロのオスは、眼の周辺が黒くその上下が黄色という実に目立つ顔をしています。
和名に深山(みやま) と付く名前からは、深山幽谷に住む野鳥という感じを受けますが、実際には丘陵地の林や森に生息する小鳥です。 しかし、広い草地などの開けた場所に出ることはないので、ミヤマと付けられたのでしょう。
尚、昔にもミヤマホオジロを見て頂いております。 オス は(→ こちら)、メス は(→ こちら)です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)