年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

イワツバメ

2016年07月25日 | 写真~野鳥

イワツバメ (岩燕) は、繁殖のために九州以北に飛来する夏鳥 ですが、私めの住む中国地方では、山陰と山陽を分ける中国山地の川沿いの山村に限定的・局地的に飛来する ちょっと珍しいツバメの一種です。

普通のツバメ(→ こちら)は全長17センチ位で、喉と額が赤褐色なのが特徴ですが、イワツバメは全長13センチ位で、普通のツバメより一回り体が小さくて、喉(体下面)は汚白色で、額(体上面)は光沢のある黒褐色なのが特徴です。(↓)


普通のツバメは一番外側の尾羽が他の尾羽より細く極端に長い(燕尾)のが特徴ですが、イワツバメの尾羽は長くなく切りこみが浅いのも特徴です。(↓)


イワツバメは、本来は海岸や山地の岩場に巣を作るので「岩ツバメ」という名前が付いたのですが、それは東日本でのことで、西日本ではイワツバメを平地や海岸で見ることはまずなくて、山地の川沿いの山村でのみしか見ることができません。 


イワツバメは普通のツバメよりも飛行速度は遅いように感じましたが、不規則に急旋回するので、ファインダーの中に入れ続けることが 私めには出来ず、よって、飛行するイワツバメの姿を上手く撮影することが出来ませんでした。

そこで、巣材に使う泥を取ろう(採泥)として、田植えで水を張った田んぼの縁に降り立とうとして飛行スピードが遅くなる時を狙って撮ったのですが、それでもピントが少々… (泣)

それでも(↓)は、腰が白いイワツバメの特徴が撮れています。






私めが見たイワツバメは、小川に架かるコンクリ製の道路橋の裏側に、集団で営巣 しようとしておりました。 近年は橋桁や建造物に営巣することも多いんだそうです。 上から2枚目の写真から判るように、イワツバメは結構大きな「どんぶり型」の巣を作るようです。


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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