年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ホトトギス (2) ~ 雄

2016年07月04日 | 写真~野鳥

ホトトギス (杜鵑) はカッコウの仲間ゆえ自分で子育てをせず、主にウグイスに托卵 する夏鳥 です。

夏鳥なんですが、日本には5月中旬~6月中旬に渡来し、他の夏鳥(3~4月)よりも渡来時期が明らかに遅いです。

その理由は、托卵する習性ゆえに対象となる鳥(主にウグイス)の繁殖が始まるのに合わせる為と、食性が肉食性で、特に毛虫類を好んで食べる為、早春に渡来すると餌にありつけないためです。

昨年6月中旬にホトトギスを撮ったのですが(→ こちら)、遠くて小さいのと、逆光だったので綺麗な体色が撮れなかったので、今年は6月に入って直ぐ ホトトギス1点狙いで昨年と同じ場所(付近)に何度か出かけました。 そして撮ったホトトギス♂が(↓)です。


黄色のアイリングはホトトギスの特徴です。


喉に横縞がないのがホトトギス♂で、そのけたたましいような よく響き渡る特徴的な鳴き声の「聞きなし」としては 「 テッペンカケタカ 」 とか「 特許許可局 (トッキョ キョカキョク) 」が有名です。




(↓)が (↑)より鮮明なホトトギス♂の後ろ姿です。


ホトトギス♂の鳴き声は、とても響き渡って遠くからでもよく聞こえるので、ホトトギス♂がどこかにいることは直ぐに判るのですが、逆に、どこにいるのか姿を見つけ出すのは中々に難しいです。


(↑)の画像から鳴いているホトトギス♂の止まっている部分をトリミング拡大したのが(↓)です。


ホトトギスは全長が28センチ程で、ヒヨドリ位の大きさです。 今日掲載した写真が、1,200ミリ望遠で どの位の距離から撮ったものか、皆様は およその見当がつきますでしょうか?


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)


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