年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

オオジュリン

2018年05月09日 | 写真~野鳥

オオジュリン (大寿林) は、日本では夏季に北海道と東北地方で繁殖し(夏鳥)、冬季に本州以南に南下し越冬する冬鳥 で、オオヨシキリ (→ こちら)のように河川や湖沼周辺のヨシ原に依存して生きている小鳥です。

オオジュリンは、全長14センチ位で、背中や翼は赤褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞状の斑紋があり、ヨシ原の茎の色と同化して保護色になっているのが特徴(とは言えないかも…)です。 

(↓)は、冬羽から夏羽 に変わり始めて頭と喉が黒くなりつつある の姿です。  (♀や♂冬羽にある腹側面の褐色の縦縞がありません)


オオジュリンは、オオヨシキリ (→ こちら)や セッカ (→ こちら や こちら)のように茎に縦に止まる ことが出来ます。


オオジュリンは、虫が少なくなる冬、枯れたヨシの茎や葉の鞘の中で越冬している幼虫や虫を嘴でほじくり出して食べます。(↓)









オオジュリンには背中や翼に細かい黒い縦縞がありますが、背中に2本の白い縦線があるのが識別ポイントです。


オオジュリンの♂冬羽 では、頭頂部と頬が褐色で、眼上部にある眉状の斑紋( 眉斑 )と、嘴の基部から頬へ向かう斑紋( 頬線 )は淡い黄褐色(肉眼では白っぽく見える)で、腹面は灰褐色で側面に褐色の縦縞が入るのが特徴です。




最後に オオジュリン(♂)の正面顔も見ておいてください。(↓)



(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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