ヒクイナ (緋水鶏、緋秧鶏) は、一般的には夏鳥 ですが、関東以西では越冬するものもいて、今日見て頂くのは、5年前の冬にチラッと見たことがある(→ こちら) 広島県東部の干拓地のヨシ原湿地で、去る2月下旬に出会った越冬中のヒクイナです。
ヒクイナは非常に警戒心が強いことで有名な野鳥で、姿を見ることはごく稀なことで、まぁ 一言で言えば 「 珍鳥 」ですわ!
ヒクイナは全長23センチ程で鳩より小さくムクドリほどの大きさですが、実際に見た印象は、思っていたより随分と小さい! クイナやバンより二回り位小さく感じました。
(↑)のように、ヒクイナの姿を見た印象は、体が紅い! 足が紅い! 目が紅い! という名前通りの緋色一色 だ! というのが第一印象でした。(笑)
ヒクイナは湿地、水田などで小さな昆虫類、貝類、イトミミズ類など小動物を食べる肉食性が強い雑食性です。
ヒクイナは太くてしっかりした脚をしていて、指も長いので、泥地や湿地も脚を取られることなく自由に歩き走り回っています。
ヒクイナの腹から後方には白色と黒褐色の縞模様があります。(↓)
上述の通り、ヒクイナはヨシ原の近くで餌を探し、何かあると直ぐにヨシ原の中に駆け込み、飛んで逃げることはほとんどありません。 (↓)は何かに驚いて翼を広げて飛んで(?)逃げようとする珍しい姿です。
ヒクイナは、国の準絶滅危惧種 に、また 私めの住む広島県の絶滅危急種 に指定されており、その意味でも「珍鳥」です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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