<前回からの 続きです。>
日本の(ナベヅルを含む)ツル類はシベリア東南部や中国東北部で繁殖して、秋に出水平野に飛来して来て越冬します。 ナベヅルが飛ぶ姿を見て下さい。
(手前がナベヅルで、奥はマナヅル です)
ナベヅルの翼は表も裏も灰黒色で、特徴になるような模様はありません。
出水平野のツル達は人間に慣れていて、車には無警戒ですが、歩いている人間が近づくと警戒して鳴いたり、離れて行きますが、飛んで逃げることはまずありません。 そんなナベヅルの鳴く姿を見て下さい。 口の中は赤いことが判ります。
そして、ツル達は 時には歩いて道路を横断することもあります。
かつて、山口県周南市八代盆地のナベヅル を見に行きました(→ こちら)が、出水平野のナベヅルは約1万5千羽もいて壮観ですが、そこら中の農地のどこにでも多数いて、何か有難味が少ない印象を受けましたです。(笑)
長くなり2回に別けましたが、次回はナベヅルの幼鳥 を見て頂く予定です。