私が子供の冠婚葬祭は家でやっていたものです。その宴席で残ったご馳走を捨て折(木製の折箱)に詰めて持ち帰ったものです。私たち子供は親がそうした宴席から持って帰るご馳走を楽しみにしていたものです。
今でも、田舎ではそうした風習は残っているようです。最も折りはコンビ二の弁当のようなプラスチック製になっているようです。
さて、そんな残り物を持ち帰る風習を復活させようという動きもあるようです。そして持ち帰り容器として新しいものも発売されているのだそうです。
繰り返し洗って使える、料理持ち帰り容器「DOGGY BAG」 2008年10月28日
伊藤忠商事は10月29日より、飲食店で残った料理を持ち帰るための容器「DOGGY BAG(ドギーバッグ)」を、環境ブランド「MOTTAINAI」の新商品として発売する。大小2種類の1セットで819円(税込み)。
通常、持ち帰り容器の多くは使い捨てだが、DOGGY BAGの材質はポリプロピレンのため、洗って何度でも使用できる。容量は大が約1200ml、小が約800ml。組み立て時のサイズは、大が高さ150×幅150×奥行き100mm、小が高さ105×幅150×奥行き100mm。折りたたんだ時の奥行きは、いずれも15mmとなる。
DOGGY BAGはレアック・ジャパンの商品。伊藤忠商事が展開中の環境保護に向けた「MOTTAINAIキャンペーン」と主旨が合致するとして、提携販売が決まった。
当初はレアック・ジャパンのオンライン・ショップと、家庭用雑貨品を扱うORANGE HOUSE(オレンジハウス)で販売する。伊藤忠商事の「MOTTAINAI Shop」のほか、百貨店や雑貨店でも追って提供を開始する。
伊藤忠商事によると、欧米諸国では外食の際に食べ残した料理を持ち帰る習慣がある。しかし食料自給率が約40%と低い日本の残飯廃棄量は世界第1位だという。同社は、新たなゴミを出すことなく、残飯廃棄量削減に寄与できる同商品を通じて、MOTTAINAIキャンペーンを推進したい考え。・・・以下略
食料自給率や環境問題からこうした動きが始まっているのでしょうか。残飯廃棄量世界一なんて恥ずかしいですね。日本の国は調子に乗り過ぎたんでしょうね。
こうした動きが広まって、当たり前になると良いかも知れません。少しは昔の日本に帰ることにもなるでしょう。
やはり、日本人はもう一度考え直すときが来ているのじゃないでしょうか。全てを金で解決するという卑しい生活態度を改めましょう。
今更できるかな!