太陽光発電に疑問を持っている人達が挙げる欠点の一つにパネルのリサイクル問題があります。あのパネルが使用済みになったときにその廃棄が大きな問題になると言うのです。
今まで、メーカーがそれに対して解決策を公表してきませんでしたが、やっと動きが出てきたようです。
[環境CSR]ソーラーパネルの回収・リサイクルに関する自主協定に合意(フランス) 2009年01月08日更新
エコロジー・エネルギー・持続可能開発・国土整備省(MEEDDAT)は、欧州市場で販売されるソーラーパネルの70%以上のシェアを持つソーラーパネルメーカー30社以上が、欧州域内で使用済みになったソーラーパネルの回収・リサイクルに関する自主協定に合意したと発表した。こうした自主協定は欧州では初めて。協定の主な内容は以下のとおり、
1.使用済みソーラーパネルの回収率を65%以上、リサイクル率を85%以上にする。
2.ソーラーパネルの返還方法や回収網に関する情報を、ウェブサイト等を通じて提供する。
3.使用済みソーラーパネルの回収・リサイクルは無料とする。
この30社の中に日本のメーカーが入っているかどうかはわかりませんが、いずれ日本でもこうした協定はできるでしょう。もしかしたら私が知らないだけでできているのかもしれません。
いずれにしても、こうした協定は早く発表するべきでしょう。第2975回でも書いたように、私のような素人でも、太陽電池の原料は少ないのでリサイクルは容易そうに思えるのですがどうなんでしょう。参考:太陽電池モジュール用バックシート
我が家の太陽電池のような今までの結晶式は最近の薄膜式にくらべてシリコンの量が多いのですからリサイクルで薄膜式にすると結構沢山造れたりするのじゃないでしょうか。
是非、無料でお願いしたいものです!