最近の日本の政治など毎日が重苦しく元気の出ないことばかりですが、久し振りに素晴らしいことがありましたね。あのハドソンの奇跡と言われている飛行機事故です。
あのパイロットこそプロ中のプロと言えるのでしょうね。ああいう人に日本の政治を任せてみたいと思うのは私だけでしょうか。
あのニュースを見て、これはどこかに着水の瞬間を撮ったビデオが存在するのじゃないだろうか、是非見てみたいものだと思っていました。そうしたら、18日の早朝にNHKのニュースでまさしくその瞬間を捉えたビデオが紹介されていました。ネット巡回でも何時もの団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」がNHKのニュースとは違っていましたが紹介していました。
『ハドソンの奇跡』に見る米ネットの活性 [BM時評] (2009/01/18)
何と言ってもお膝元、ニューヨークタイムズ紙のウェブ記事構成が秀逸でした。「After Splash, Nerves, Heroics and Comedy」Multimedia欄にある「Interactive Graphics」と「Video」は必見です。良くできたグラフィックスは離陸から不時着水までの数分間の出来事を立体的に経時的によく把握させてくれますし、沿岸警備隊撮影のビデオは着水の瞬間から乗客が機外へ脱出する様子、近くのフェリー船が急行するところまで映っています。記事の構成も十分です。他のネット媒体でもカラー写真のスライドショーなど豊富でした。・・・以下略
このビデオは着水の場面が最初に短く捉えられていました。テレビのはもう少し長い滑水の場面が捉えられていたので、そのうちYouTubeあたりに投稿されるのじゃないでしょうか。今日、探してみましたが私の英語力では発見できませんでした。
しかしながら、着水した後の救助の場面などの動画は既に沢山投稿されていました。多分近いうちに着水の瞬間のビデオも見れるでしょう。凄い時代になったものです。
それにしても素晴らしい機長です。その胆力を見習いたいものです。とは言いながらも、「マアいいか!」の考え方で来た私にはそれを望むのは無理というものです。せめて、日本の政治家にこの人の胆力に匹敵するものを持った人を期待したいものです。
きっと無理でしょうね!