団塊の世代のつぶやき

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睡眠時間

2009年08月24日 | 日記・その他

  

ぐっすりと眠ってさわやかに起きることができればこれほど気持ちの良い事はない。しかしながら、幾ら寝ても寝足り無いとか寝付けないとかなかなか満足することは難しい。
  これも歳を取って初めて分かったのですが、寝るのにも体力が必要です。幾ら寝坊をしようと思っても朝早くから目が覚めてしまってもう眠れない。
  しかし、長く寝るのも良いが、あこがれるのはナポレオンの短い睡眠時間。一日は誰にも24時間しかない。その中で、寝る時間が短ければ短いほど、自分の時間ができるというものです。
  その睡眠時間に関する面白い記事がありました。

  AFPBB Newsより

  睡眠時間の違いは遺伝子変異体に関係 米カリフォルニア大研究 20090817

  【817 AFP】人によって1日に必要な睡眠時間には、枕がふかふかかどうかよりも、遺伝子の変異体が関係しているという米カリフォルニア大学(University of California)の研究結果が、13日発行の米科学誌「サイエンスScience)」に発表された。

 同大学神経学研究のYing Hui Fu教授率いる研究チームは、個人が必要とする最適な睡眠時間を決定づける遺伝子を特定し、6時間の睡眠後に、生まれ変わったように目覚める人がいる一方で、生けるしかばねのような状態になってしまう人がいる理由を説明した。

 医師らによると、長寿には18時間半の夜間睡眠が不可欠といわれるが、研究ではこれをはるかに下回る睡眠時間しか必要としない一組の母娘を対象とし、2人の血液を調べた結果、遺伝子DEC2の変異体が示された。

 DEC2は以前から、人間の1日の行動パターンを規定する周期、サーカディアンリズムをコントロールしていると考えられている遺伝子だ。この発見をもとに遺伝子を操作したマウスとミバエを使って観察したところ、マウスとミバエは、暗がりの中で通常よりも激しく動き回り、睡眠時間も普段より少なくなったという。

 Fu教授はこの観察結果から、遺伝子DEC2をもつ被験者が一生を通じて、短い睡眠時間に影響されずに生きていける理由を説明できる可能性があると述べた。

 しかし遺伝子の変異体が、睡眠の質自体や覚醒状態に影響を与えるかどうかについては、まだ明らかでないという。(c)AFP

  参照:サイエンスジャパン 短い睡眠でも平気なヒトの理由

  私も歳を取って、今や10時に寝て4時起きの6時間ですが、余程熟睡したときでないと昼間はうつらうつらとしています。実際6時間はきついものがあります。
  しかし、こんな遺伝子があるとはうらやましいですね。なんとかこの遺伝子を使えるようにして欲しいものです。そうなれば残り少ない人生をこれで有効に使えるかもしれません。尤も、間に合いそうもないですが。

本当にうらやましい!