第1205回、第2957回で国交省も自転車道のことを少しは考えているのだと、そのモデル地区の記事を取り上げました。香川県も高松市が第3071回で書いたようにやる気があるようです。
国交省もある程度目途が立ったのでしょうか、今度は自転車重点都市なるものを公募するのだそうです。
国交省、自転車の“復権”後押し/来年度に重点都市20選定 2009/08/23
国土交通省は23日、自転車を使って安全に通勤や買い物ができるまちづくりを進める自治体を支援する新制度を来年度に創設、モデルとなる「自転車重点都市」を公募で約20自治体選ぶ方針を固めた。都市内の5キロ程度の移動はマイカーよりも自転車の方が中心になるよう専用道を整備するなどし、自転車の“復権”を目指す。
車の利用を控えることで地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量を削減したり、自転車と車、歩行者との事故減少にもつなげる。
新制度は、専用道や駐輪場の整備など自転車利用を促進する施策を盛り込んだ計画を市区町村が策定し、提出を受けた国交省と警察庁が重点都市を指定する仕組み。都市の規模別やレンタル自転車の活用などテーマごとに選定する考え。
指定を受ければ、専用道や駐輪場の場所を示す「自転車マップ」の作製や運転マナー向上に向けたPR活動などのソフト面の対策は国が全額補助する考え。車道の一部をカラー舗装して自転車専用レーンにするなど既存道路の活用や駐輪場の整備の一部には、通常より上乗せで支援が受けられるようにする方針だ。
20都市だなんて言わずに一斉に全国展開して欲しいと思うのは私だけでしょうか。高速を1000円にしたり無料にする予算があるのならその金で自転車道の整備をした方が日本の将来のためには余程役に立つと思うのですが。やはり、自動車会社や石油会社などの圧力もあって進めることができないのでしょうか。
それでも、少しはやる気があると言うことは評価しましょう。とりあえず早く始めて全面的な展開に持って行って欲しいものです。
今度も高松市はきっと応募するでしょうね。我坂出も自転車通勤をしているらしい新しい市長さんがその気になって応募しないかな。
チョッと期待したりして!