電気自動車への動きがいよいよ本格的になりそうな雰囲気になってきましたが、その電気を従来の石油や石炭で発電するのでは効果は半減と言うものでしょう。太陽光発電などの発電を利用してこそ電気自動車も活きるというものです。
その動きは余り無かったようですが、遂に乗り出すところが出てきました。
日刊工業新聞より
昭和シェル石油と日産自動車は19日、太陽電池とリチウムイオン電池を組み合わせた電気自動車(EV)用の急速充電システムを共同で開発すると発表した。ガソリンスタンドに設置する太陽光パネルで発電した電気をリチウムイオン電池に蓄えてEVの充電に用いる。9月にも開発を始め、2010年3月までに試作機を完成させる予定。
昭和シェルの次世代型CIS(銅、インジウム、セレン)太陽電池に、日産がEV用に開発した車載用リチウム電池を組み合わせる。EVへの充電サービスの用途だけでなく、停電時にも電力の供給が可能な災害対応機能を持たせ、地域住民の災害拠点としての役割を持たせる。試作機の開発が成功した後、システムの商品開発を本格化する考え。
今回の開発は経済産業省の09年度電気自動車普及環境整備実証事業の委託事業として進める。(掲載日 2009年08月20日)
太陽光発電の増加とこの充電が本物になればエネルギー問題は大幅に解決されると言うものでしょう。しかしながら、その前途はまだまだ厳しいのじゃないでしょうか。
それまでは、自動車を減らし、公共交通と自転車・歩行を主体とした交通システムへの移行を考えるべきでしょう。
それにしても、面白くなってきそう!