第3553回で時期が早くなりそうと発表された太陽光発電の電力固定価格買取制度が前倒しになりそうなのだそうです。本当でしょうか。
時事ドットコムより
太陽光の電力買取、11月にも開始=1キロワット時48円-経産小委
総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の小委員会は20日、太陽光発電の電力買取制度をまとめた。11月にも一般家庭から、1キロワット時当たり48円で10年間の買い取りを始める。一方、電気料金への上乗せは来年4月開始、標準家庭の場合2011年度に月額約30円、15年度以降は45円~100円電気料金が上がる見込み。(2009/08/20-17:23)
一日でも早いことは大歓迎なので実現することを期待します。こうした取り組みの効果が現れてきているようです。
日刊工業新聞より
4―6月の太陽電池国内出荷、82%増と急拡大-補助制度が効果
太陽光発電協会(東京都港区、川村誠代表理事=京セラ会長、03・3459・6351)は20日、太陽電池セル・モジュールの2009年4―6月の出荷統計を発表した。
総出荷量は前年同期比9・9%増の28万4632キロワット。国内出荷は同82・5%増の8万3260キロワット、輸出が同5・6%減の20万1372キロワットとなった。国や自治体の補助制度の効果で、国内市場が急拡大している状況が鮮明になった。
国内出荷の用途別内訳は、構成比で9割以上の住宅用が同77・3%増の7万6972キロワット。住宅用での年間国内出荷量は05年度の26万9887キロワットが過去最大だが、今のペースが続けば過去最大を更新する見通しだ。
一方、輸出の内訳は米国向けが同8・7%減、欧州向けが同5・3%減、その他の地域が同3・0%減と、軒並み減少している。(掲載日 2009年08月21日)
スペインやドイツなどの減少で輸出は減っているようですが、今こそ日本が再び世界一を取り戻すチャンスかもしれません。
政府の方針一つでこれだけ情勢が変わってくるのですから如何に政治が大事かと言うことが良く分かります。今度の選挙でこうした動きがおかしくならないかと心配です。
いずれにしても、折角掴みかけたチャンスを活かして、世界のエネルギー大国を目指して欲しいものです。
期待していいのだろうか!