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2009年08月16日 | 太陽光発電

  

この部屋で将来はエネルギーすべてを太陽光発電で賄える時代が来れば良いとずっと主張してきていますが、内心はそう簡単なものではないだろうと思ってはいます。
  しかし、もしかしたら案外実現は近いのかも知れないと思える予測が出てきたようです。

  EE Times Japanより

  米国の太陽光発電、2015年にグリッド・パリティへ 2009/07/21

 2015年までに、米国の電力供給量の3分の2においてグリッド・パリティが実現する。米国の非営利の研究グループPrometheus Institute for Sustainable Developmentの創設者でプレジデントを務めるTravis Bradford氏は2009713日、こうした予測を発表した。

 グリッド・パリティとは、太陽光発電で生成した電力のコストが、一般の送電網から供給される電力のコストと同等かより安価に供給できる状態を指す。Bradford氏は、「実際には2015年までに、米国内の99%で電力網とほぼ同コストの太陽光発電を利用できるようになる。ただし、その時点ではまだ、太陽エネルギのkW時当たりの電力コストは、電力網と比べて5米セントほど高くなるとみられる」と予測する。・・・以下略

  今まで、一番楽観的なコストダウンのロードマップは第2363回で取り上げたシャープの

    現在の発電コスト 47円/kWh程度

  2010年の目標発電コスト 23円/kWh(一般住宅電力程度)

  2020年の目標発電コスト 14円/kWh(業務用電力程度)

  2030年の目標発電コスト 7円/kWh(火力発電と同程度)

でした。未だに殆ど47円と変わらないと思えますので、2015年で電力の現状と同じコストと言えば23円としても難しそうです。
  ですからこれは幾らなんでも無理なように思えますが、もしそんなことが現実になるとすれば、私の思うエネルギーは太陽光発電で賄うというのも夢ではなくなるかもしれません。
  2015年なら私もまだかろうじて生きていそうなので現実を目の当たりにすることができるのでしょうか。

これは楽しみです!