第4045回で取り上げた山形市での自転車道の実験は賛否両論というより否の方が多かったようですが、高松市では好評のようです。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2010/11/09
香川県高松市の中央通りで、歩道の自転車と歩行者の通行区分を分ける柵の設置後、通行区分を守る自転車の割合が設置前より最大で8・5ポイント増えて84・2%、歩行者は7・7ポイント増えて90・1%となったことが四国地方整備局香川河川国道事務所の調べで分かった。分離柵の設置が歩道の安全確保に効果があることが証明された。
分離柵は、2008年度以降、寿町交差点から東紙町交差点にかけての中央通り3区間計約5・8キロの歩道に整備。歩道の中央に高さ約65センチ、長さ約70センチの柵を設置し、自転車が車道寄りを走行するよう誘導している。…以下略
柵が良かったのかも知れませんね。それでもこうして好結果が出ているのなら第4063回でも書いたように自転車道の整備を進めるべきでしょう。舗装率日本一の道路の一部を自転車道とすれば予算はそれ程かからないはずです。要はやる気があるかどうかでしょう。自転車の交通事故なんか自転車道の整備だけで大幅に減少するはずです。
兎に角、始めましょう!