原子力が使えないとなるとそれを補うエネルギーを何にするかが大問題ですが。太陽光発電一筋の私は良いのです が世間はそうは行かないようでいろんなエネルギーが話題に上っています。
その中でも比較的面白いかなと思ったものがありました。
まさに“The Power of Dreams”!ホンダが埼玉県でソーラー水素ステー ションの実証実験をスタート
気候変動やピークオイル、そして大きな事故を起こした原発など、いまエネルギーに関わることが大きな問題に なっています。
でも、世界には希望があります。それは、太陽や風、地熱などの豊かな自然エネルギーです。水や空気を汚さず、 地域で自給自足できるエネルギーとして注目されている自然エネルギーですが、欠点もあります。それは、例えば太陽の 光がなかったり、風が吹かなかったりしたときにつくれないなど、不安定になりがちなところです。
その自然エネルギーの欠点を補 い、さらにポテンシャルを高めるアイデアとして世界で実証実験がすすめられているのがR水素です。R水 素というのは簡単にいうと、余った自然エネルギーを水の電気分解を使って水素として貯めておき、必要なときに取り出 して使うという、地産地消のエネルギーのかたちです。
水素は燃料電池を使って電気にしたり、またガスやガソリンのかわり、そして空気中の窒素と混ぜてアンモニア肥 料にしたりとさまざまな使い道があります。
世界のさまざまな企業がこのR水素をより使いやすいかたちにする研究を進めてるのですが、なんと日本のホンダ も、ソーラーによる水素ステーションをつくっています。以前にアメリカのカリフォルニアでつくられたソーラー水素ス テーションが、いよいよ日本でもデビューすることになったのです。
日本初のR水素ステーションができるのは、埼玉県庁。県庁内のステーションでつくった水素 は、燃料電池車「FCXクラリティ」に補充されます。自治体と企業の コラボレーションによる、化石燃料を使わず、CO2も出さないモビリティ社会の実証実験の今後に注目ですね。
太陽光発電で水素を作るのなら賛成です。バッテリーの代わりとして考えれば良いでしょう。
2分でわかるR水素(再生可能水素) / Renewable hydrogen in 2 minutes
これで水素を簡単に使えるのなら問題は無いのかもしれませんが何となく取り扱いに注意が要りそうでちょっと怖 い物があります。ただ、バッテリーなどと得意分野を分けて使えば利用価値はありそうです。何といっても元が太陽光発 電なら反対する理由はありません。上手く補い合って行って欲しいものです。
期待しましょう!