第4337回の自転車をいじめちゃダメで自転車に脅威を与える自動車の取締り を取り上げましたが、世界にはもっと過激な行動を取るところがあるようです。
WIRED.jpより
違法駐車は許さないというキャン ペーンを展開するリトアニアの市長が、メルセデス・ベンツの『W140』に装甲車で乗り上げて潰す動画を公開した。
リトアニアの首都ヴィリニュス市は、違法駐車したくない都市のナンバーワンとなった。
ヴィリニュス市のアーチュラス・ズ オカス市長が、違法駐車には実力行使を行うというキャンペーンを実施し、装甲車でメルセデス・ベンツの自動車[W140]を潰したのだ。
[利用された装甲車は、ソ連が1959年に採用した『BTR-60』。二基のエンジンで第1、第3車軸と第2、第4車軸を分担して駆動させているため、一方が損 傷しても走行可能。後部にウォータージェットを装備しており、水上も推進できる]
地元新聞の記事によると、市長は、「自動車とカネを持っているからといって、どこにでも駐車していいというわけで はない。他者を軽んじてはならないのだ」と語ったようだ。
以下の動画は、キャンペーンを宣伝 するため撮影したものだ。確かに、駐車スポットを2個 とも独り占めしているような愚か者は罰したくなるものだ。そして、今回のズオカス市長のように、自転車専用レーンを ふさいで通れなくしている者も。
Vilnius Mayor A.Zuokas Fights Illegally Parked Cars with Tank
やることが凄いですね。日本にもこのくらいのユーモアが欲しいですね。と言うより、実際にこんな取締りをやれ ば違法駐車もいっぺんに無くなりそうです。それとも、逆に訴える人がいるかもしれません。なんたって、何でも権利の 国ですから。
それにしても、このくらいの意気込みで自転車道を整備すればクルマ主体の交通体系を代えることもできるのかもし れません。
パフォーマンス好きの石原都知事や橋下府知事あたりが自転車道普及を狙ってやってくれませんかね。
2番煎じじゃダメか!