第4346回で積水ハウスの太陽電池1キロワット当たり44万8000円とい う衝撃的価格を取り上げましたが、ドイツにはそれどころでない価格が出ているようです。
Tech-On!より 2011/08/10
ドイツの太陽光発電システムはこの5年で半額以下に、業界団体が発表
ドイツの太陽光発電の業界団体BSW-Solarは、屋根に設置するタイプの太陽光発電システムの2011年第1四 半期における小売価格(工事費込み)が2006年時点の半額以下になったと発表した。
BSW-Solarによれば、ドイツでのビルや工場の屋根向けなどの太陽光発電シス テムは、2006年時点では、1kW当たり5000ユーロだったが、2011年第2四半期には同2422ユーロ(1ユーロ112円換算で、約27万 円)になった(図1)。2008年まではまだ同4000ユーロ台だったが、2009年以降「4年で半額」の勢いで価格下落が進んだ。
BSW-Solarは、ドイツでは2012年には太陽光発電の発電コストが家庭向けの電気料金に並び、そして2013年にはより安くなると予測する(図2)。さらに2017年には、固定価格買取制度などがなくても、太陽光発電システムの発電コストが既存の発電システ ムに対して競争力を持つようになる、とみる。
どうやら産業用で100KW設置の場合のようですから住宅用の3・4KWとは比較にならないのかもしれませんがそれにしても何なんでしょうねこの価格は これなら第4343回で取り上げた100万を切るも現在の補助金を 考えると十分可能です。
こうなると日本の価格は世界に比べて高すぎるということでしょうか。何となく納得が行かないものがあります。ま さか国内価格を高くしているなんてことはないでしょうね。これは日本のメーカーさんに頑張ってもらわないといけませ んね。
これはおかしい!