トルコが金の為にウィグルの人達を売るつもりのようです。それでなくても同胞を金の為に見捨てて来た中東で、こんな恥ずかしいことが起きようとしているとは驚きです。
宮崎さんが詳しく取上げてくれています。結局、世界は金の為なら正義など関係ないようです。
やはり、この暴挙を防ぐことが出来るのはトランプさんしかいないのでしょう。そのトランプさんを排除出来たと思っているChina・ディープステート・民主党のやりたい放題が始まるのでしょうか。
それとも、トランプさんが復活してくれるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021) 2月7日(日曜日) 通巻第6789号
中国のウィグル族弾圧は「人類の恥」とエルドアンは発言したっけ
ワクチンと引き換えにウィグル独立運動活動家50人を「取引」か?
トルコのコロナ感染者は250万人。死者は2万6000人。
中国は30万本のワクチン供与を一月末までに供給するとトルコ政府に約束した。だが、約束は果たされず、「通常の遅れ」と は異なる背景があるのではないかとするAP電(2月5日付け)をインドの『ザ・タイムズ・オブ・インディア』が大きく伝え た。
中国共産党の凄まじいウィグル族弾圧を米国が「ジェノサイド」と定義した。バイデン政権は、この言葉を継承するとブリンケ ン国務長官が発言している。
2016年にトルコのエルドアン大統領は「ウィグル族への弾圧は人類の恥だ」と中国を非難した。
このトルコの力強い支援発言と亡命者の受け入れ態勢により、多くのウィグル族はイスタンブールを目指した。いまでは5万人 のウィグル族コミュニティができた。
「独立を目ざすテロリストの地下組織がある」と中国がトルコ政府を強く抗議してきた。ウィグル族はトルコ人と同じチュルク系 であり、言葉もほぼ共通である。
そもそも現在のアナトリア半島に棲み着くトルコは、その昔、中央アジアにあったチュルク系の突厥、鉄勒などが、ウズベキス タン、キリギスなどへ南下し、ペルシアからセルジュクトルコの傭兵となり、いつしかオスマントルコ帝国を築き挙げた歴史があ る。
トルコ政府と中国の微妙な関係、政治的雰囲気の変化を敏感に感じ取ったウィグル独立運動活動家の一部は、すでにドイツの ミュンヘンなどへ散った。
トルコでの政治活動がやりにくくなり、トルコ警察と公安が監視を強化し、ちょっとでも政治的な動きをすると拘束される。すで に50名が、不当に拘束されたと独立運動関係者は言う。
「中国はワクチン供給を意図的に遅らせ、50名のウィグル独立運動活動家と引き換えに強制送還をさせる裏取引が進んでいる のではないか」と消息筋はみている。
だが、もしそうだとすれば、嘗ての『人類の恥』はエルドアンへのブーメランとなる。このところ、イスラム復古の著しいトル コの実情の加え、西側への反目と不満を募らせているトルコが、露西亜から武器を購入し、中国の経済支援を当てにしてきた。
人道を尊重する建前があっても、中国を非難しなくなったドイツ、その偽善を摸倣しようとするのだろうか。
このウィグルの人達を見捨てるようでは世界も終わりでしょう。Chinaの奴隷の道を選ぶということでしょう。そうなると、今度はChina対ディープステートが奴隷争奪戦をやるのでしょう。
やはり、世界は腹黒い。