団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ソフトバンクは何時終わるのか

2015年09月18日 | ソフトバンク ロッテ イオン パチンコ

  何時までもしぶといソフトバンクですが、やは り危機は迫っているようです。大きすぎてつぶせないことを狙っていると言われていますが、それも、限界に近いのじゃない でしょうか。

  それにしても、資金集めの方法が社債を高利回りにするなど、その手口は詐欺のように思えるのは私だけでしょうか。金 融機関も、今までの資金が回収できなくなるのを防ごうと、何かと評価をするようなコメントをしているのもグルのような気 がします。

  一番問題なのは、こんな企業を信用してかどうか、その金利につられて投資する人達でしょう。今に、一緒に崩壊して、 騙されたと後悔することになるでしょう。  

  東洋経済オンライン より   2015年 09月13日

  ソフトバン ク、膨ら む借金「11.6兆円」の重圧

  フリーキャッシュフローを改善できるか 田邉 佳介 :東洋経済 編集局記者

  8月6日に行った決算会見で、孫正義社長は「一時はスプリントの売却も考えた」と述べた

  いったいどこまで借金を膨らませるのか──。

 「着実に稼ぐ時期に入った。純有利子負債は2014年度にゼロになり、借金会社のイメージは変わるだろう」。ソフトバ ンクグ ループの孫正義社長がこう宣言したのは2009年のこと。だがその後、借金ゼロ宣言を撤回。13年、米国の携帯会社スプリントを 1.8兆円で買収するなど、一気に攻めの姿勢に転じた。
 
  結果、積み上がった借金は11.6兆円と、売上高8.6兆円を上回る異様な水準だ。これに対し、事業会社ソフトバン クの藤原和彦CFO(最高財務責任 者)は、「さまざまな選択肢のために、いい条件で資金調達している。手元資金を厚くして機動的に対応するのは非常に合理 的だ」と言ってのける。
社債の発行が急増

  買収で借入金が膨らんだほか、過去2年で際立つのが社債の急増だ。2013年度は7740億円、14年度は1.55 兆円を調達。たとえば、2014年 に発行した5年物の個人向け社債は、金利が1.45%。超低金利下にあって、預金よりも高い利回りを求 める投資家から人気を集め、国内で起債すると即座に売り切れる。

  さらに今年7月、複数の外貨建て社債を発行、合計5530億円を集めた。うち、10年債の金利はドル建てで6%、 ユーロ建て で4.75%。通貨スワップで円に換えたベースの金利は3~4%。「海外調達にしたのは長期の資金をターゲットにしたから。国内は長くて5年。海外の金利 は多少高いが、歴史的に見れば最低の水準」(ソフトバンクグループの後藤芳光財務部長)という理由からだ。

  借金を膨らませたのには、スプリントに次ぎ、米国でTモバイルUSの買収を狙っていた側面もある。ただ、2014年 夏に買収を断念した後も、アグレッ シブに資金調達をした理由は、次の勝負に向けた機動力の確保だけでない。「(調達先が)どれか一つに偏ると交渉力がなく なる」(君和田和子経理部長)との 意識も大きいようだ。実際、従来は銀行借り入れが主体だった有利子負債は、6割を社債が占める。

  S&P・レーティング・ジャパンの吉村真木子主席アナリストはソフトバンクグループの財務内容について、 「社債、借 入金、保有株式の売却など、資金調達の手段が多く、財務の柔軟性が高い」と、一定の評価をする。BNPパリバ証券の中空麻奈チー フクレジットアナリストも「資金調達に四苦八苦した過去の歴史は大きい。金利先高感がある中で、長期資金を調達するのは 当然」という見方だ。
キャッシュフロー改善のカギ
 
  ただ、つねに借金頼み、というわけにもいかない。今後の軍資金を蓄えるという意味で、本来なら、フリーキャッシュフ ローの改善を図ることが最優先のは ず。かつてジリ貧だったボーダフォン日本法人はグループ傘下に入りよみがえった。そして今、キャッシュ フロー改善のカギを握るのが、スプリントの再建である。

  目下、スプリントは徹底した低価格戦略を推し進めているが、ネットワーク品質でライバルに及ばず、契約獲得ペースも 鈍い。 4~6月期はTモバイルUSに契約数で抜かれ、4位に転落した。4兆円超の有利子負債を抱えており、ソフトバンクグループの支払 利息3665億円のうち、約7割をスプリントが占める。設備投資負担も重く、フリーキャッシュフローもマイナスが続く。

  活路が見えにくい中、新たな手法による改善策が示された。8月4日に孫社長はスプリントの決算発表後に行われた電話 会議に初 めて参加。財務負担の軽減を目的に、リースファイナンス会社を設立することを発表したのだ。同月6日、日本で行ったソフトバンク グループの決算会見で孫社長は、スプリントの社債を増やさず、新株発行による資金調達も行わずに、設備投資と収益改善を 進める方 針を打ち出している。

  前出の藤原CFOは、リースファイナンスについて、「割賦債権の流動化と似た仕組み」と説明する。日本では資金回収 を早める ため、携帯電話の割賦販売による債権を流動化し、それを運転資金に活用している。詳細は未定だが、スプリントの場合、ユーザーと 結んだ端末のリース契約を債権として、新設会社を使って“資金化”する形になりそうだ。

  大和証券の大橋俊安チーフクレジットアナリストは、「(新会社設立は)キャッシュフロー上はプラス。資金調達能力に 乏しい会社には、こうした仕組みが重要。どれだけ現金の支出が減らせるかをチェックしたい」と語る。
次なる大型買収も?

  孫社長は決算会見で、「スプリントを必ず改善してみせる」と明言し、テコ入れに邁進する姿勢を示した。それから10 日余り。 孫社長がほれ込んで2014年に迎え入れた、元グーグル幹部のニケシュ・アローラ副社長が「これからのコミットメントを示すも の」として、個人で600億円の自社株買いを行うと発表。その意気込みに市場は驚いた。

  スプリント再建の行方は、グループ全体の財務改善のみならず、今後の成長を大きく左右する。ただ、「皆さんより2年 先を見ている」という、孫社長。将来の展望が変われば、目線を切り替え、次なる大型買収に打って出る可能性も十分ありそ うだ。

  株を高く維持することが難しくなったので上場を止めたくなったようですが、上手く行かなかったようですね。いよいよ 焦りが見えてきたのかも。 
  
     ブ ルームバーグより   2015/09/11

   孫 氏、ソフトバンク非上場化を一時検討、条件合わず断念-関係者 (2)
 
     (ブルームバーグ):日米で通信事業を展開するソフトバンクグループの孫正義社長が今年、経営陣に よる自社買収(MBO)を検討し、 資金調達について海外の出資候補者と協議したことが11日、複数の関係者の話で分かった。出資候補者と条件面で折り合い がつかず断念した。

   複数の関係者が匿名を条件に語ったところによれば、孫社長は同社の株価は将来の成長性を十分に織り込ん でいないと考えており、自社買収に より非上場となることで機動的に事業戦略を進める狙いがあった。自社買収の動きは孫社長が主導し、ニケシュ・アローラ副 社長も承知しており、少なくとも金 融機関1社に自社買収の計画について相談していた。

   関係者によると、この自社買収は一時期、最も重要な案件だったが6月までに断念し、現在、孫社長は同出 資候補者との自社買収は考えていな い。関係者は出資候補者の名前を明らかにしなかった。ソフトバンク広報担当の小寺裕恵氏はブルームバーグの問い合わせに 対し、現時点で回答していない。

   株価上昇

   ブルームバーグのデータによると、ソフトバンクの時価総額は約7兆7000億円。孫社長の持ち分 (19.3%)を除いても、自社買収とし ては過去最大となる見込みだった。別の関係者によると、孫社長は常に大型買収を検討しているが、具体化している案件はな い。

   自社買収が報じられると株価は急上昇し、一時、前日比2.9%高の6748円まで買われた。午後は小動 きで同0.6%安の6513円で取引を終えた。

   岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは、孫社長が上場を継続すると判断をしたことは「将来の業績への自 信を取り戻したという見方もできる」と話した。また「スプリントの改善が投資家が注目しているポイント」と述べた。

   ソフトバンクは孫社長が1981年に創業し、98年に株式を東京証券取引所市場第1部に上場した。当 初、パソコン用パッケージソフトの流 通会社として設立したが、買収を重ねて業容を拡大。2013年には米携帯通信会社のスプリントを買収したほか、中国のア リババ・グループ・ホールディング や国内のヤフーをグループに持つ。

   孫社長は、これまでも自社買収について公の場で言及している。13年11月に開かれた故笠井和彦取締役 のお別れの会では、08年のリーマ ン・ショック後に自社買収を検討したが、笠井氏に反対されて断念したと話した。また今年8月に自社株買いを発表した際に は、ソフトバンク株が実力に対して 割安なため、他の投資に比べてソフトバンク株が「一番、投資リターンが良い」と話した。

   株式をめぐってソフトバンクは8月、副社長のアローラ氏が約600億円に相当する自社株を買い付けると 発表。また約1200億円の自社株買いを実施した。ソフトバンク本体に加えて米子会社スプリント株も追加取得し、保有率 は8割を超えた。

   兎に角、こんな自転車操業の企業を信頼して、投資する人達の気が知れません。やはり、目先の利益には勝てないので しょうか。というより、大きな上場企業は倒産しないと思い込んでいるのでしょうか。 
    
  個人資産も、危なくなってきているようです。中国が崩壊すれば、アリババ株の紙屑です。

   SankeiBizよ り    2015.9.3

  ア リババ、消えた7.8兆円 中国減速で時価総額減少 

   昨年9月、米国での記録的な新規株式公開(IPO)を実施した中国電子商取引最大手のアリババ・グループ・ホール ディングが1年後の現在、株価低迷に苦しんでいる。中国経済の成長率が25年ぶりの低水準に沈み、株価急落による世界的 な投資家心理の悪化が背景にある。

 米市場で取引される中国株は年初から下げが広がっており、アリババも8月にIPO価格の68ドルを割り込み66ドル台 を付けた。ブルームバーグ・チャイナUS株価指数は8月、2011年8月以来最大の16%の下げ幅を記録した。

 中国政府の景気対策や金融市場の浮揚策が失敗に終わるとの懸念が高まる中、株式相場には下押し圧力がかかっている。ア リババの業績は、市場のアナリスト の予想を過去4四半期のうち2四半期で下回っている。投資家心理の悪化により、時価総額はIPO以降650億ドル(約7 兆8160億円)が失われた。

 アリババ減速の要因には、中国大都市における電子取引市場の飽和や、同社が利幅の薄いスマートフォンやタブレットの サービスに事業を移している点などが ある。アナリストは9月、2016年3月期通期について33%増収を予想したが、最新の予想では29%増収に下方修正し た。
  
  中国市場では小規模なオンライン小売業者との競争にも直面している。国内オンライン市場でアリババの取引額は1.3 兆元(約24兆5570億円)で、 国内2位のJDドットコムの6倍以上の規模だ。ただ、今年1~6月期ではアリババの成長率はJDドットコムの37%の半 分程度しかない。ヘッジファンドは 昨年9月時点で5.2%だったアリババ株の持ち高を6月時点で3.1%に減らす一方、JDドットコムの持ち高は同期間に 1.2%から18%に増やした。

  投資情報会社モーニングスターのアナリスト、ホットビー氏によると、投資家はアリババの株価低迷が和らぐには、同社 の国内消費依存度の高さから中国経済 の回復の兆しの確認が必要だろうとみている。同氏はまた「多くの人がアリババを中国経済の健全性の物差しと考えており、 中国マクロ経済の順調な伸びとそれ に対する強い期待があったことを示している。景気が予想より急速に減速することを懸念している」と話した。(ブルーム バーグ Belinda Cao)

  未だに、ソフトバンクのスマートフォンを使い球団を応援している人達がいることが信じられませんが、これも、民主党 や共産党など野党を信じる人達がいることを考えれば仕方のないことなのでしょうか。
  日本人よ、いい加減に目を覚まそう。



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