太陽電池の変換効率は第3258回や第3271回や第3779回で取り上げた「量子ドット型」が理論的には60%が可能と言われていると書きました。
ところが、何と100%の可能性がある理論もあるそうです。ちょっと古い記事ですがネット巡回の途中で見つけました。これは知りませんでした。
チョッと長いですが全文を取り上げてみます。と言うかどこを省いたら良いのか判断できませんでした。つまりは意味が良くわからないのです。
太陽光を100%電気にする太陽電池 :日本経済新聞より 2010/2/26
太陽から降り注ぐエネルギーは1平方メートル当たり約1キロワットと計算されている。太陽光発電(太陽電池)はそのエネルギーから電気を作っているのだが、電気への変換効率は20%程度。残りの80%以上は捨てている。実にもったいない。
ところが日本の最先端研究で太陽光を100%利用できる可能性が出てきた。危うく研究予算を打ち切られるところだったスーパーコンピューターがそんな太陽電池の設計をやってのけたのだ。
大気や海洋の変化の大規模なシミュレーションに使う超高速スパコン「地球シミュレータ」。これを扱う高度情報科学技術研究機構(RIST)の手島正吾主任研究員らは、原子の特性値から物質の構造や電気特性などを求める「第1原理計算」という手法を使い、太陽光をすべて電気に変換する太陽電池の構造を求める研究に取り組んでいる。
さすがに高速計算だけあって、その成果は1年で出始めた。「地球のどこにでも豊富にある炭素だけで作ることができる」と手島主任研究員は言う。それを実現するのは「マッカイ結晶」。英ロンドン大学の結晶学者、アラン・マッカイ名誉教授が数学的に推定し、1991年に英科学誌ネイチャーに発表した。まだ誰も合成に成功していない幻の物質だ。
マッカイ結晶は炭素原子で構成する実在の球状分子「フラーレン」から作れる可能性がある。フラーレンを立体的に積み重ねて全方位から圧縮すると計算上はお互いが結合してマッカイ結晶になる。フラーレンは炭素原子の数によってC78、C76、C74、C70、C60など様々な種類が見付かっている。原子数が減少するほどフラーレンは縮小し、それで構成するマッカイ結晶は高密度になる。
手島主任研究員らは、フラーレンが縮小するほど太陽電池の電気特性値である「バンドギャップ」が小さくなるとの計算結果を得た。バンドギャップが小さくなると、反比例して電気に変換できる光の波長が長くなる。これまでシリコン太陽電池を素通りしたり跳ね返っていたりした可視光より長い波長の赤外線光も利用できる可能性がでてきた。
シリコン太陽電池の下にマッカイ結晶を敷けば、エネルギー変換効率は格段に上がるはずだ。しかし手島主任研究員はその先にある「オール炭素太陽電池」の実現を目指している。太陽光に当たる側から、紫外光、可視光、赤外光に対応したマッカイ結晶を配置する。こうすると「アンコウのつるし切り」のように太陽光をすべて食べ尽くすことができる。なお積層順を反対にすると長波長側から光を外に逃がすので効果はない。「積層の順番を間違えないように」(手島主任研究員)
ここまではスパコンで求めた。あとは実際にマッカイ結晶を合成することになる。RIST自体は超高速計算の専門機関だが、ナノ炭素研究所(長野県上田市)の大沢映二社長(豊橋技術科学大学名誉教授)や名古屋大学の篠原久典教授、信州大学の遠藤守信教授など著名な炭素物質研究者をメンバーとする研究会組織を持ち、計算結果を物質合成につなぐ仕組みがある。
マッカイ結晶はまだ計算上の物質だが、合成研究者と連携することで、太陽光を丸ごと電気に変える太陽電池は近い将来に日本で開発されるかもしれない。炭素だけで作れれば、資源が少ないと嘆く日本も困らない。それどころか日本の資源で世界制覇できる製品が誕生することになる。
(科学技術部記者 黒川卓)[日経産業新聞online2010年2月26日掲載]
読んでも、中身を理解することはできません。しかし、何となく夢のありそうな話なので取り上げました。
もし、これが実現されれば何時も言っている日本が世界のエネルギー大国になるという夢も本当になりそうです。
こういう記事を見ると技術の限界なんて無いのかもしれないと思えるようになってきます。人間が考えることは実現されるというのは本当なのかもしれませんね。
今の民主党政権を見ていると日本の終わりは近いような気がしますが、案外、日本人はそんな危機も乗り越えて行くのかもしれません。
もっと自信を持ちますか!
太陽電池の変換効率は第3258回や第3271回や第3779回で取り上げた「量子ドット型」が理論的には60%が可能と言われていると書きました。
ところが、何と100%の可能性がある理論もあるそうです。ちょっと古い記事ですがネット巡回の途中で見つけました。これは知りませんでした。
チョッと長いですが全文を取り上げてみます。と言うかどこを省いたら良いのか判断できませんでした。つまりは意味が良くわからないのです。
太陽光を100%電気にする太陽電池 :日本経済新聞より 2010/2/26
太陽から降り注ぐエネルギーは1平方メートル当たり約1キロワットと計算されている。太陽光発電(太陽電池)はそのエネルギーから電気を作っているのだが、電気への変換効率は20%程度。残りの80%以上は捨てている。実にもったいない。
ところが日本の最先端研究で太陽光を100%利用できる可能性が出てきた。危うく研究予算を打ち切られるところだったスーパーコンピューターがそんな太陽電池の設計をやってのけたのだ。
大気や海洋の変化の大規模なシミュレーションに使う超高速スパコン「地球シミュレータ」。これを扱う高度情報科学技術研究機構(RIST)の手島正吾主任研究員らは、原子の特性値から物質の構造や電気特性などを求める「第1原理計算」という手法を使い、太陽光をすべて電気に変換する太陽電池の構造を求める研究に取り組んでいる。
さすがに高速計算だけあって、その成果は1年で出始めた。「地球のどこにでも豊富にある炭素だけで作ることができる」と手島主任研究員は言う。それを実現するのは「マッカイ結晶」。英ロンドン大学の結晶学者、アラン・マッカイ名誉教授が数学的に推定し、1991年に英科学誌ネイチャーに発表した。まだ誰も合成に成功していない幻の物質だ。
マッカイ結晶は炭素原子で構成する実在の球状分子「フラーレン」から作れる可能性がある。フラーレンを立体的に積み重ねて全方位から圧縮すると計算上はお互いが結合してマッカイ結晶になる。フラーレンは炭素原子の数によってC78、C76、C74、C70、C60など様々な種類が見付かっている。原子数が減少するほどフラーレンは縮小し、それで構成するマッカイ結晶は高密度になる。
手島主任研究員らは、フラーレンが縮小するほど太陽電池の電気特性値である「バンドギャップ」が小さくなるとの計算結果を得た。バンドギャップが小さくなると、反比例して電気に変換できる光の波長が長くなる。これまでシリコン太陽電池を素通りしたり跳ね返っていたりした可視光より長い波長の赤外線光も利用できる可能性がでてきた。
シリコン太陽電池の下にマッカイ結晶を敷けば、エネルギー変換効率は格段に上がるはずだ。しかし手島主任研究員はその先にある「オール炭素太陽電池」の実現を目指している。太陽光に当たる側から、紫外光、可視光、赤外光に対応したマッカイ結晶を配置する。こうすると「アンコウのつるし切り」のように太陽光をすべて食べ尽くすことができる。なお積層順を反対にすると長波長側から光を外に逃がすので効果はない。「積層の順番を間違えないように」(手島主任研究員)
ここまではスパコンで求めた。あとは実際にマッカイ結晶を合成することになる。RIST自体は超高速計算の専門機関だが、ナノ炭素研究所(長野県上田市)の大沢映二社長(豊橋技術科学大学名誉教授)や名古屋大学の篠原久典教授、信州大学の遠藤守信教授など著名な炭素物質研究者をメンバーとする研究会組織を持ち、計算結果を物質合成につなぐ仕組みがある。
マッカイ結晶はまだ計算上の物質だが、合成研究者と連携することで、太陽光を丸ごと電気に変える太陽電池は近い将来に日本で開発されるかもしれない。炭素だけで作れれば、資源が少ないと嘆く日本も困らない。それどころか日本の資源で世界制覇できる製品が誕生することになる。
(科学技術部記者 黒川卓)[日経産業新聞online2010年2月26日掲載]
読んでも、中身を理解することはできません。しかし、何となく夢のありそうな話なので取り上げました。
もし、これが実現されれば何時も言っている日本が世界のエネルギー大国になるという夢も本当になりそうです。
こういう記事を見ると技術の限界なんて無いのかもしれないと思えるようになってきます。人間が考えることは実現されるというのは本当なのかもしれませんね。
今の民主党政権を見ていると日本の終わりは近いような気がしますが、案外、日本人はそんな危機も乗り越えて行くのかもしれません。
もっと自信を持ちますか!
尖閣ビデオ流出の犯人捜査ばかりに力を入れているようですが国民はそんなことは求めていません。
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記 → 渡辺みんなの党代表、映像流出者は「英雄になる」より
…略
国民の素直な気持ちは、政府が知る権利を無視して隠してきた映像を白日の下にさらしてくれた人物を、なじるよりも称賛したい部分が大きいでしょうし、菅政権の隠蔽体質にはイライラさせられていますしね。…中略
この問題について、きょうのみんなの党の役員会で、渡辺氏が再び次のようなあいさつをしています。
《尖閣ビデオの犯人捜しが行われている。これも本末転倒の話だ。大変だ、犯人捜せということになっているが、そもそもこのテープは、国家機密漏洩罪を科して守るに値する国家機密なのかということを問いたい。そういう秘密性、いわゆる実質秘といわれるような秘密性は全くないと私は思う。
犯人捜しをやって、恥の上塗りをやることはやめた方がいい。仮に流出した人が見つかったとする。彼は英雄になりますよ。民主党のためにも、こういう愚かなことはすぐやめるように申し上げておきたい》…以下略
それにしても、よくもこれだけ国民の望むことと逆のことばかりやれるものです。こんなことをすればするほど墓穴を掘っていくことが分からないのでしょうか。もしビデオを全部公開せずにどこまでも犯人を追及すれば国民の殆どが政府を追及するでしょう。尤も、これで衆議院解散してくれれば御の字です。
そうなれば、犯人は本当に英雄です!
犯人がが名乗り出たそうです。
古森義久さんの「ステージ風発」:イザ!より → 尖閣ビデオの流した容疑者はヒーローか、犯罪者か。
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、神戸海上保安部(神戸市)の男性海上保安官が「自分が映像を流出させた」と上司に名乗り出ていたことが10日、分かった。…以下略
さてどうなるでしょう!
第3978回で坂出駅の駐輪場が一番盗難が多いと書きましたが、今度防犯カメラを設置したのだそうです。防犯カメラもなかったのですね。その方が驚きと思うのは私だけでしょうか。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2010/11/03
坂出市は2日、自転車盗難が多発している市管理のJR坂出駅駐輪場に防犯カメラを4台設置、運用を開始した。被害の抑止が目的。併せて坂出署などと連携してパトロールを強化し、盗難被害の撲滅を目指す。
香川県警がまとめた今年上半期(1~6月)の自転車盗難発生件数で同駅周辺は40件となり、調査した県内121カ所中ワースト1位。7月以降は巡回を強化するなどで減少傾向にあるが、依然被害が後を絶たないことから、市が約60万円をかけて設置した。
防犯カメラは、最も被害が多かった西駐輪場の入り口4カ所に取り付けた。24時間作動し、管理事務所と駅前交番でモニターでチェックする。…以下略
第3985回での通報から直ぐに又2台は回収されていましたが、運河に捨てられている2台は未だに回収されていません。確かに海の満ち引きで干潮のときでないと現れないので回収しにくいとは思いますが、それにしてももう3か月近く経っています。やる気の無いことおびただしい。という私も、それ以後は電話もしていません。つまりはあきれて電話する気にもならないのです。
しかしながら、通勤路への放置自転車はあれからなくなっているので、通報したことで犯人が警戒しているのじゃないかと密かに思っています。
つまりは、警察が本気になって放置自転車を回収して行けば犯人もこれは危ないと思い犯行を控えると思うのです。それが減らないと言うことはやはり警察が本気になっていないということじゃないでしょうか。防犯カメラも役に立たないとは言いませんが、こまめな動きも必要でしょう。ニューヨークの地下鉄の落書きを消すことによって犯罪が減ったという話にも通じるような気がします。
中国だって、日本が本気だと思えば手も出さないでしょう。放っておくことが一番悪そうです。
そう思いませんか仙谷さん!
第4064回でペパーホルダーを取り替えやすいものに交換したので、これからはペーパーがなくなっても予備に置いているものと取り替えてくれるだろうと期待していました。ところが、早速やってくれました。
もしかしたら、取り付け方が分からないのでしょうか。それともやはり面倒だし、自分は使って終わったので後の人のことまで考えないのでしょうか。
ここはやはり、次に使う人のことを考える余裕を持って欲しいと思うのは今の日本では無理なのでしょうか。そうであるならばいよいよ日本の終わりは見えてきたのかもしれません。江戸しぐさの良さはどこにいってしまったのでしょうか。
残念ですね!
5日朝4時過ぎ、何時ものようにサイト巡回を始めました。まずは何か面白い情報はないかとTwitterからスタートしました。ところが、何と、尖閣のビデオがYouTubeにアップされたとの書き込みがありました。遂にやったかと、直ぐにYouTubeに飛びました。
4日の夜遅くにアップされたそうですが、このときくらい朝早くからのサイト巡回をやってて良かったと思ったことはありませんでした。
あの仙谷官房長官による徹底的なビデオ隠しを腹立たしく思い、誰かこのビデオを公開する人は出ないのかと期待していましたが、やはり出ましたね。
"sengoku 38"日本国海上保安庁内【尖閣の盾】発 尖閣諸島 5 中国漁船衝突
ビデオは44分にまとめられていたものをYouTuveに投稿する為に6分割したようです。それにしてもこれを投稿したsengoku38さんとは何者でしょうか。政府の余りの弱腰に止むに止まれず内部告発に踏み切ったのでしょうか。
それとも、政府自体が国民の目を何かからそらすためにワザと漏らしたのか。そう疑うのは、最近はこうした政府に不利な事件を殆ど取上げないマスコミが一斉に取上げたからです。特に、NHKテレビニュースの力の入れようは歓迎しますが、今までの対応から考えても何か裏があるのじゃないかと思ってしまいます。
そして、肝心な逮捕の時のビデオが無いのは何故か、中国にこれ以上わが国を攻撃するなら切り札があると牽制する為でしょうか。
真相はいずれ表に出てくるのか、それとも闇に葬られるのか興味があります。このビデオもsengoku38さんが既に削除したものをコピーしてアップされたものです。いつ削除されるか分かりませんが取りあえず上げておきます。
皆が見たかったものだけに一度アップされたものの拡散は凄まじいですね。これぞインターネットの威力。それにしてもインターネットの時代に情報を隠そうなんてバカな事をやるからこんな事になるのでしょうね。日本国民をナメちゃいけませんね。
面白くなって来た!
第4053回で軽より小さな電気自動車を期待すると書きましたが、電気自動車に勝負をかけているかのように思える日産が面白そうな車を公開したそうです。
日産自動車、持続可能なゼロ・エミッション社会に向けた新モビリティのコンセプトを公開
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロスゴーン)は1日、持続可能なゼロ・エミッション社会における新しいモビリティへの提案を行うとともに、同提案を具現化するモデルとなる電気自動車(EV)のコンセプトカー「NISSAN New Mobility CONCEPT」を公開した。
日産は、EVがもたらす新しい生活像を将来に向けて描いている。その中のひとつが、高齢者や単身者世帯の増加といった社会背景や、乗用車の近距離移動・少人数乗車の使用実態に着目した、持続可能かつ効率的で使い勝手のよい移動手段の提案であり、「NISSAN New Mobility CONCEPT」はこの提案を実現させるものである。
これは良さそうです。このくらいの大きさで最高速度もせいぜい4,50キロメートルで十分です。乗用車は全てこの程度にすれば事故もそれほど深刻なものにはならないのじゃないでしょうか。
基本的に長距離は公共交通で近郊や市街地はこの程度の車と限定すれば道路もそれほど広いものは必要ないでしょう。そうすれば、今の道路で自転車道と十分共存できるはずです。
公共交通を使わずに大きな車やトラックを使うのならそれなりの費用を負担してもらうようにする。狭い日本、この程度で良いじゃないですか。
市街地ならもっと手軽なものもあるようです。
参照:フランスベッド 電動アシスト三輪自転車「ASU-3W01」
マットレスのスプリング技術を応用。車体のふらつきを抑え安定した乗り心地を実現。小型軽量で小柄な高齢者も乗りやすくした。19万8000円。下旬から順次発売。
こんな乗り物でのんびり暮らすのも良さそうな気がしますがまだまだ無理なのでしょうか。
いずれそうなるかも!
一昨日についでトイレの話題です。昔、営業で外回りをしていた頃、特に冬場はトイレを探すのが大変でした。スーパーやパチンコ屋など多くの人が出入りするところをこそっと使わせてもらったものです。そのうちコンビニができ店の中のトイレを使わせてくれるのですが、私のような昔人間は何か買い物をしないでは使うことができませんでした。お店の方もそれで売り上げが上がれば良いのでしょうが、公衆便所代わりに利用する客もあるようです。
…略
オーナー9割「無料サービスに困惑も」
野村総合研究所が行った「コンビニエンスストアの社会的役割に関するオーナーアンケート」(平成21年)によると、無料サービスの提供で「困ったことがある」と答えたオーナーは9割に達した。困った内容は、(1)ごみの持ち込み(2)トイレの利用マナーの悪さ(3)長時間、店の駐車場を利用する-の順だった。
トイレの利用マナーの悪化は社会問題化し、トイレットペーパーなどでいたずらされるケースが少なくない。コンビニのトイレが公衆便所代わりに当然のように利用されることも多く、「そうであれば、コンビニのトイレの管理は行政が行うべきだ」というオーナーの訴えも出ている。…以下略
体育館のような公共の場でのマナーの悪さはある程度「旅の恥は掻き捨て」と思えるのですが、営利企業のトイレを借りながらのマナー違反はどうかと思いますね。使わせていただいて「ありがとう」という気持ちがないのでしょうか。
オーナーにとっては腹立たしいことこの上なしでしょう。このあたりも公衆トイレでの傍若無人振りがそのまま発揮されていると言うことなのでしょうか。
劣化は進んでいるのか!
相変わらずの油断でした。流石にもう退治できたと思っていたムラサキカタバミが又しても芝生の間から芽をだしていました。
まさかとは思いながらも嫌な予感がして、休みの日に芝生の間を歩いてみると見事に出てきていました。
いくらなんでも、もう出てこないだろうと高をくくっていましたがやはり甘かったようです。
それにしてもこの生命力は何なんでしょう。そう簡単には退治できないと聞いてはいましたが是ほどとは恐れ入りました。
この分ではこの戦いは一生続くのかもしれません。そして、先に寿命が尽きるのは多分私の方でしょう。しかし、こうなったら生きてる間に絶滅させたいものです。
どっちが勝つか!
第3476回でトイレットペーパーが切れても予備を取り付けない人が多いと嘆きました。ところがペーパーホルダーを代えると以前よりはましになったようです。古いタイプはペーパーに取り付け用の芯を通してそれをホルダーに取り付けるのでなれない人には結構難しかったようです。慣れた私でもなかなか上手くいかないときもあったくらいですから慣れない人が付けても後で外れることもあったのじゃないでしょうか。
その点、新しいのは芯を通す必要が無くペーパーを下から上に上げるだけでセットできるので誰でも簡単にできます。
成る程ワンタッチです。こんな便利なものができているんですね。これで、トイレのマナーも少しは良くなるでしょうか。
とは言いながらも、相変わらず使い切ったペーパーの紙の芯だけを残している人が結構いるのでやはり躾の問題なのかもしれません。
日本人の劣化でしょうか!
何時も目指すべき交通体系と書いている長距離はJR、近距離は路面電車など公共交通を中心とした自転車や歩行を主体とした街づくりという考え方から我香川はどんどん遠ざかっているようです。
票を得んが為の場当たり的なバラマキの高速道路無料化などというばかげた政策をとり、未来の交通体系の中心となるべき公共交通を立ち直れないようにしてしまいそうな民主党によって四国のJRは大変な事になりそうです。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2010/10/26
JR四国が25日発表した2010年度上期(4~9月)の鉄道営業概況によると、鉄道収入は前年同期比0・9%減の183億600万円。高速道路料金の大幅割引が始まった影響で上期としては過去最低となった前年同期をさらに下回った。泉雅文社長は同日の定例会見で「景気低迷に加え、千円高速が定着し、高速道へのシフトが徐々に進んでいる」との見方を示した。…中略
四国内は愛媛、高知両県で高速無料化が始まったこともあって高速シフトの影響が大きく、本州方面は企業活動の回復で東予方面からの利用が改善の動きを見せた。定期収入は、通勤利用の減少が響き、1・1%減の25億400万円だった。…以下略
自転車まで逆風です。マナーも大事だが自転車道の整備も必要です。
全国初、自転車通行モデル事業所を指定/県警より 2010/10/26
香川県民の自転車マナーの向上を図り、事故抑止につなげようと、県警は全国で初めて、香川県内の13事業所を「自転車通行マナーアップモデル事業所」に指定した。25日に県警本部で指定式があり、小島本部長が事業所の代表者に指定書と反射材を手渡した。
県警によると、香川県内の自転車事故件数は、人口10万人当たり5年連続で全国ワースト1位。ことし1~9月の自転車事故の犠牲者も昨年同期と比べ4人増の11人と、県民の交通安全意識の向上が急務となっている。
何にも手を打たずに放っておけば誰もが便利な方を取るでしょうからこうなることは当然なのかもしれません。それだけに、国が将来はこうするのだという強い方向性を示さないとその傾向は変わらないのでしょう。
何もせずに成り行きに任せれば政治も楽でしょう。しかし、それでは気がついたときには手の打ち様がなくなっていて、もうどうにもならないなんてことになっているかもしれません。
戦後65年間何の手も打たずに日教組などのやりたい放題に任せてしまった日本の教育と同じでしょう。それと同じで、便利である事に任せて放っておけばある時、エネルギー問題で日本の自動車中心の交通体系は機能しなくなってしまい、それから手をうとうとしてもどうにもならないでしょう。
人類は新しいエネルギーを作り出すからそんな問題は起こらないという説もありますが、ここはやはりできる手は打っておく方が良いはずです。良い事は、外れてもきちんとした省エネの街が出来上がっているのですから無駄にはならないはずです。今なら未だ間に合うかもしれません。
早く取り掛かりましょう!
日本の大規模太陽光発電も少しは始まり出したようですが、やはり、世界は凄いですね。アメリカの砂漠に壮大な計画があるそうです。
米政府、加州モハベ砂漠 600MW超の太陽光発電プロジェクトを承認 10月25日
米内務省は20日、太陽光発電開発を手掛ける米テセラ・ソーラー(Tessera Solar)が計画するカリフォルニア州南部・モハベ砂漠(Mojave Desert)での大規模太陽光発電プロジェクト「Calico solar project」を承認した。完成すれば、設備容量は最大663.5メガワットとなり、50万世帯に電力を供給できるという。
米内務省は先月4件の太陽光発電プロジェクトを承認しており、そのうち3件はカリフォルニア州で、1件はネバダ州のプロジェクトになる。今回の「Calico」プロジェクトを含め、承認された5件の太陽光発電の総容量は1800メガワットにのぼる。
さらに驚くことに、同じ砂漠に太陽熱発電機、それも1ギガワットを建設するのだそうです。
米政府、世界最大1ギガワットの太陽熱発電所を承認 10月26日
米内務省は25日、ドイツの太陽熱発電企業ソーラー・ミレニアム(Solar Millennium)による、世界最大となる1ギガワットの集光型太陽熱発電プラント(CSP)「ブライス(Blythe)太陽熱発電プロジェクト」を承認した。総事業費は推定60億ドル以上。今年末までの建設開始と2013年第2四半期の操業開始を目指している。
ブライスプロジェクトは、250メガワット規模の集光型太陽熱発電所 4カ所から構成されている。建設予定地は、カリフォルニア州南部・モハベ砂漠(Mojave Desert)で、完成すれば最大75万世帯に電力を供給できるという。
何とも壮大ですね。砂漠という場所があるからとも言えますが、別に砂漠がなくても環境に合った設備はできるのですから小さな設備でも数で稼ぎましょう。
兎に角今のままでは風力発電などもどんどん海外で大規模化している現状から見ても、気がつけば又してもエネルギー小国になってしまっていたなんてことになりそうです。
未だ日本のメーカが力を持っている今こそ太陽光発電をメインに小規模を数で稼いでも早くその比率を高め、いざと言う時の為にエネルギー自立を達成すべきです。
訳の分からない無駄なバラマキをやっている場合じゃないでしょう。民主党が仕分けで、太陽光発電と太陽熱の縦割り行政を一括するとしていますが、これなどは当然であって、太陽光発電については国や自治体別の補助金なんて止めて固定価格買取一本に統一すべきでしょう。もしどうしても補助金を出したいのなら固定価格買取によって個人の負担が増えるのに対していくらかの補助を出すというのなら太陽光発電をやらない人たちにも受け入れられるのではないでしょうか。
各省庁が自分たちの縄張りを広げるための補助金は本当に無駄だと思います。どうやったら国全体として一番効果が上がるかをかんがえるべきでしょう。
当たり前の事です!