第2802回で自転車通勤を始めて早4年が経ちました。最初の頃は雨が降った りすると車を使ったりしていましたが、今ではどんなに雨が降ろうと風が吹こうと自転車で行くのが当然と言う気構えの 所為もあって車を使ったことはありません。前カゴには常にカッパを積んでいるので何時雨になろうが平気です。
こんな便利でエネルギーを使わない自転車がもっと復権すれば良いのにと思いますが今度の地震の後押しもその流れ を変えるところまでは行っていないようです
毎日jpより
余録:自転車と道路の関係 5月8日
…略
その自転車が、今回の東日本大震災の直後、首都圏では飛ぶように売れた。電車が運行を停止し、渋滞で車は進ま ない。歩いて帰るには遠すぎる。帰宅難民の多くが自転車の存在を再認識した結果だった▲とはいえ、日本の都市の道路 は、自転車にとって必ずしも走りやすいようにはなっていないのが現実だ。江戸時代の“自転車”が個人の発明で終わっ たのも、当時の道路事情が影響したのではないかと思われるのだが、この点については、今も似たような状況があるので はないだろうか▲車道は自動車のもので、歩道は人が歩くためのスペース。法的には軽車両という位置づけが与えられて いるものの、邪険にされている印象がぬぐえないのが自転車だ▲製造、販売、そしてその後のメンテナンスといった形で 産業に厚みがある自動車と違い、自転車の産業としての政治力は大きくない。そんな事情も背景となって、本来なら車道 を走るべき自転車を、歩道に追いやっている。しかし、震災に強い都市づくりには、帰宅難民対策も重要なポイントだ。 そうした観点も入れ自転車と道路の関係を見直してもらいたい。
邪険にされているとは言いえて妙ですね。成る程、確かに邪険にされています。やはり自転車道の整備こそ必要で しょう。自転車が安心して走れるようになれば多くの人がその良さに気づき一気に車からの乗り換えが増えると思いま す。まずは道の整備です。
そうして自転車が増えれば自転車産業としての政治力も大きくなってくるのじゃないでしょうか。そう言えば、昔は 沢山あった街の自転車屋さんもどんどん少なくなっているようです。自転車自体の数は増えているそうですが自転車屋さ んが減っているのは解せません。これも中国からの安い自転車の輸入が増えている所為なのでしょう。
乗っていたら壊れそうな中国製より信頼の置ける日本製が増えないと自転車屋さんも増えないのかも。良い自転車を 修理しながら大事に長く乗るなんて時代はもう来ないのでしょうか。
それじゃ駄目ですね!