昔からお馴染みの奇妙な現象である。部屋を片付けよう、と頭の隅に、ちょっとよぎっただけで、創作意欲が溢れ出し、作り始めずにいられなくなる。これは生まれついてのもので、鼻が低いとか足が短いと同様、私にはまったく責任はない。粘土を切らしたタイミングで部屋の片付け。よって粘土購入を我慢し注文せず。 来月は浄土宗の寺のために法然と、臨済宗の大燈国師の頭部を同時に作り始めようと考えている。2人ともふっくらした人物である。目が慣れるのを防ぐためにも複数の人物を並行して作った方が良い。となればもう一人、流れから作ろうと思ったばかりの僧侶ではない人物も考えたい。風に吹かれて思わぬ方向に行きがちだが、それもまた良し。考えるな感じろである。